震災後2週間の通販&物流
東京タワーのライトアップも自粛。
という事でロジザード付近もとても静かです。
一晩中元気だった向かいのビルが真っ暗です。
『IDCで夜に電気付けて仕事していると
近所の人から密告される!』
という信じられない話も本当らしい。
ちょっと神経質すぎる程の状況になっています。
■倉庫会社の様子
ロジザードではEC物流のサポートをしているので、
倉庫さんの状況も次第に分かってきましたが、
首都圏でも結構な割合で被災を受けているようです。
倒壊による被害や未だに続くライフラインの不備。
毎日続く余震で業務が停滞。そして計画停電です。
ロジザードのサービスは、先週末に電源対策も
強化しましたので、安心してご利用頂ける状況です。
しかし倉庫は郊外にある事が多いので、停電の対象に
なりやすく、1日に何度も止められては仕事になりません。
本部も製造拠点もそれぞれ別だと更にリスクが。。。
既に中部・関西方面への移転話も出ているらしいです。
しばらくは現状復帰に向けたサポートが求められます。
■ネットショップの様子
私はeコマ女子部(女性ネットショッパーの勉強会)に
参画しているので、皆さんに2週間の状況を伺ってみました。
街の様子、デパートの様子からして、期待できず、
体感的には売上げは1/5くらいでは?とすら思っていました。
ところが。
物流の混乱もあって売上げは大きく下がったものの、
予想した程では無かったというショップもあるのです。
それ程多くの意見を聞いた訳ではありませんし、
アパレル・雑貨などのサイトを中心にした聞き込みですが、
売上減は1/3くらいだったり、今週からお客が戻っていたり。
もちろん大変な状況に違いないですが、巻き返し可能。
現在ショップオーナーさん達の悩みは
「活動自粛」→「積極販売」への転換の仕方です。
尚、関西・関東の購入者割合もさほど変化が無く、
メルマガからの受注も心配した程の大きな変化は無かったとか。
ただ、この傾向もショップさんの共通する特長によります。
それは特に「リピーター」を大切にしている事です。
普段からメルマガや企画ものでお客様に向けて提案したり、
関係性を深めていたりするショップさんは強かった。
■ここからは個人的な見方です。
1年以上前のセミナー情報ですが、
「ネットショップのユーザは7~8割が首都圏」
という事なので、現在の首都圏の自粛ムードからすると、
相当なダメージが考えられました。
しかし意外と皆さん購入されている。その理由としては
・毎日メディアで深刻な映像を見続けるのは辛い
・春先なので必要な衣類・雑貨は必要ではある
・この雰囲気で自分からは買う気は起こらない
・店舗では人の目が気になる。
という状況にあり、信頼するお店のメールで、誰にも知れず
自分好みの商品が案内されてきたとしたら・・・
買うかもしれません。
ネットショップは非常事態時にも強いのでしょうか。
とはいえ売上減も大きいですし、もう少し様子を見て
またレポートできたら良いと思います。
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