利益が出る商品なんてないじゃないか!
あなたは仕入れる商品がうまく見つからないときはありませんか。いくら探しても見つからないという時です。そんな時は、イライラしたり焦ってしまうでしょう。リサーチが甘くなり、損失が出る商品を仕入れてしまうことも多いと思います。
ひどい時には、「転売できる商品なんてこの世のないんじゃないか」とさえ思ってしまうこともあるのではないでしょうか。そんなときには、「仕入れるべき商品なんてないじゃないか!」と叫びたくなるでしょう。
「ある」と思って探すときと「ない」と思って探すとき
一方で、「今日は仕入れ調子がいいな!」と思っているときには、どんどん仕入れるべき商品が見つかります。本当にうまくいっている時には、まるで商品が自分を呼んでいるように感じるでしょう。
このような状態のとき、あなたは無意識で「今日は仕入れできる商品が見つかるな!」と思っていると言っていいでしょう。つまり、仕入れるべき商品が「ある」と思ってリサーチしているのです。
仕入れの調子が悪い時と比べて大きな差です。
なぜ、「ない」と思ってリサーチするときと、「ある」と思ってするときとで、こんなに結果に差が出てしまうのでしょうか。
犯人はスコトーマ
その原因は、脳機能にありました。それは、脳の「スコトーマ」という機能です。スコトーマとは。簡単に言えば「盲点」です。このスコトーマはあなたの目的によって、さまざまなものを「隠し」ます。つまり、目的に合わないものを「盲点」にするのです。
わかりやすい例でいうと、赤い色を見つけるゲームがいいでしょう。まず、目をつむってください。次に頭の中で「赤い色」をイメージします。トマトでも救急車でもいいしょう。何かイメージしてください。そして、目を開けてみましょう。どうでしょうか。赤い色のものが目に飛び込んできませんでしたか?
ほとんどの人は、赤い色のものが目についたでしょう。これはスコトーマが、赤い色のもの以外を隠したからです。本当は隠したわけではありませんが、他のものの重要度を下げたということになります。
他の例でいうと、出かける際に鍵が見つからないという場合です。家から出かける際に、鍵が見つからないという場合は、その出かける先にあまり行きたくないという感情が働き、鍵がある場所が見つからなくなってしまうのです。これもスコトーマの仕業です。
いずれの例も、目的に応じてスコトーマが働いて何かを隠しています。逆に言うと、何かが隠れた結果として何かに「フォーカス」がいっているわけです。
この機能が、あなたがリサーチしているときにもはたいているのです。だから、あなたが仕入れるべき商品が「ない」と思っているときには見つからないのです。なぜなら、スコトーマがはたらいて、あなたは「仕入れるべきでない」商品ばかりが目につくからです。または仕入れるべき商品に気が付かないといっていいでしょう。気付いていたとしても、調子がいいときには仕入れていたものでも「利益率が低いから」「単価が低いから」といった理由をこじつけて、仕入れなかったりするのです。
調子がいいときには、これを正反対のことが起こります。ここに説明は不要でしょう。
仕入れる商品は「無限にある」と思え!
ここで気になるのは、「今日はないな」と思った時にはどうすればいいかということだと思います。
それは簡単です。
仕入れ商品は「ある」と思えばいいということです。もっと大げさに考えてもいいでしょう。仕入れるべき商品は「無限にある」と思うということです。そう思うことで、あなたの視野が広がり実際に仕入れ商品が見つかることでしょう。
さらに、仕入れるべき商品がいくらでもあることに気づけば、あなたの心に余裕が生まれます。心に余裕が生まれるとどうなるのでしょうか。それは、冷静に仕入れるかどうかを判断できるようになるということです。というのも、心が落ち着いているのでクリアな頭で考えることができるからです。もし仕入れ商品がない!と焦っていたりあきらめていたりして感情的になっていると、冷静に物事を判断できません。結果として、仕入れるべき商品を見逃し、利益が上がらないものを仕入れてしまうのです。
物販の達人と呼ばれる人は、「仕入れる商品は無限にある」という境地に達しています。本人が気づいていないかもしれないですが、無意識にでもこのマインドを持っているのです。
もちろん、あなたが今すぐにこの境地に達するのは難しいでしょう。この感覚は、数えきれないほどの仕入れの成功と失敗を繰り返した結果として生まれてくるものなのでしょう。とはいえ、まずは成功者と同じような考えを持たなければ、あなたはうまくいくはずがありません。最初は違和感を感じるかもしれませんが、意識的に「仕入れる商品は無限にある」と思うようにしましょう。この意識で行動していれば、体感としてそう思えるようになってきます。
ただし、このようなマインドを持っていたとしても、本当に仕入れるべき商品がないときもあります。そのような場合は、すぐに撤退すべきでしょう。でも、初心者は「もう仕入れるべき商品はない」というタイミングは、達人からすると「早すぎ」ます。素人はすぐにあきらめてしまうのです。これはそもそも仕入れるべき商品の知識がないということかもしれませんが、ただ単にリサーチ不足の場合がほとんどでしょう。つまり、粘りが足らないのです。
転売をはじめてすぐの頃は、仕入れる商品はないなと思ってからが勝負と思ってリサーチするといいでしょう。やれるところまでやったと思えてから、その場を去る必要があるのです。
そもそも仕入れる商品がわからない人は?
ここまで、リサーチ方法が分かるけれど、商品がなかなか仕入れられないという人向けに書いてきました。つまり、初心者といえどもある程度仕入れるのに必要な知識やツールを持っているという前提があったわけです。でもそもそも、どんなものを仕入れたらいいか分からないという人もいるでしょう。
その場合は、勉強してから仕入れに行くべきでしょう。どんな商品を仕入れればいいかという知識、考え方を知らなければ現場に行っても何も感じないでしょう。
または、せどらーさんが行っている「仕入れるツアー」に参加するといいかもしれません。仕入れる基準の勉強になるだけでなく、仕入れの達人の「いくらでも仕入れる商品は見つけられる」というマインドを体験できるでしょう。
無限に!商品は!あるっ!!!
さて話をまとめましょう。私が言いたかったことは以下のようなことです。
・仕入れるべき商品は「ある」と思えば見つかり「ない」と思えば見つからない
・それはスコトーマという脳機能が原因
・だったら「ある」と思って探せばイイ
・本当に知識が足りない場合は勉強して出なおせ
まとめるとシンプルなことを言っていると確認できると思います。しかし、せどりをはじめて最初のころはなかなか気づけない点です。仕入れるときにあなたは何を考えているのか、どんな感情なのかを振り返ってみるといいでしょう。気づかぬうちに、「仕入れるべき商品なんてないな」と決めつけていることもあるかもしれません。
そんなときには、「仕入れる商品は無限にある!」と3回唱えて切り替えていきましょう。今までよりも1品でも2品でも、仕入れる商品が増えていくでしょう。
もちろん、この背景には日々仕入れるための情報を収集し、仕入れの勉強をやっているという前提があります。ここができていない人は論外です。しっかり勉強しましょう。
日々情報を収集し、仕入れの方法も分かるという人は、後はもう少しです。知識が足りないのではなくちょっとした思考のズレを直せば、どんどん仕入れられるようになります。
「ある」と思ってリサーチに挑みましょう。そうすれば、必然的に商品と「出会える」ことでしょう。