アメリカは車社会で一人一台車を持っているのが割と一般的なようですが、特にここら辺の交通事情はほぼペーパードライバーの私には強烈に恐ろしいものでした。

目の前の一般道は4、5車線ほどあり、高速道路なみのスピードで走っているのです。高速なんて人生で数回しか乗ったことないし、スウェーデンで元同僚の車のバンパーをかすってしまって以来ずっと避けていた運転を40直前になってまた始めるのはかなり勇気がいりました。

夫に隣に乗ってもらって高速道路を走った時なんてピーピー、ギャーギャー言っていた私ですが、ここで生きていくには避けては通れない道だと割り切ることにし、筆記・実地試験、共になんと一発合格しちゃいました。合格

カリフォルニアの筆記・実地試験は結構難しくて、すんごい勉強して、練習しても多くの人が1度や2度不合格になっていると聞いていたので大学の受験をするくらい勉強しましたし、調査を重ね、合格率の高いインストラクターを探し、数時間教習を受けました。

ここ辺りは、筆記も実地試験も運転できる人に乗せてもらわないと行けないんですね。ということは必然的に夫に仕事を抜けて来てもらうしかない。朝から晩までギッチリ仕事をしている人を何度も自分のミスで休ませるなんて夫だけでなく、職場の人にも申し訳ないじゃないですか~。そうすると、プレッシャーは相当のものでブログになんか書けなかったわ~。あせる

アメリカに来て一番大きな壁だったかな~と思います。

今日の実地試験は、厳しいと噂のアジア系のオバサマ試験官でした。ひえ~っ叫びと思いつつ、冷静に振る舞うようにしていました。

最初に車の登録証と保険、仮免許証をそのオバサマに見せると、早速試験開始。

まず、左右のウィンカーチェック、ヘッドライト、ハイビーム・ロービーム、ワイパー、ハザード、ブレーキランプ、デフロスト(霜を溶かすやつ?フロントガラスが曇った時に使うもの?)、クラクション等を確認後、オバサマが乗り込み、自己紹介とかもな~んも無しに発進。

はい、そこ曲がって。レーンを変えて。はい、次曲がって。パーキングに入って。

そんな感じで20分ほど走行。

そして、最後に、「はい。合格。おめでとう。」

ええええっ、それだけですか??目

ってくらい会話がなかったのです。

注意も一切されず。。。あれだけピーピー、ギャーギャー言っていた私はどうやらノーミスで合格だったみたい目

終わった後、待っていてくれた夫と息子とハイタッチパーパーパー

その後、三人で祝杯、靴まで買ってもらっちゃって、本当にハッピーな日となりました。

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大好きなYard Houseわんわん

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ハッピーアワーの時間だから割安グッド!

ここまで来れたのも夫の助けがあってこそ。

注意されて凹んでブーブー言って。。。このシチュエーションにありがちですが、よく耐えてくれたと思います。

私も何度日本帰国を考えたことか。。。あせる

それだけプレッシャーがかかった運転免許ですが、今日やっとそのプレッシャーから解放されました。パー