これは多くの人が体験していることだと思いますが、「人生の転機」には「甘い誘惑」がセットとなりついてくることもあります。


映画「ソーシャル・ネットワーク」の感想をブログに書く前にマーク・ザッカ―バーグ氏のインタビューを見始めてから、今まではそんなに意識していなかった起業家のインタビューを聞き始めて、一つの言葉から過去を振り返るきっかけがありました。


その言葉は、「シリコンバレー


ちょうどスウェーデンに居て、正に「婚約」する直前に、知人からメールがあり「サンフランシスコからちょっと離れているんだけどベンチャー企業で新規立上及び日本支社を近い将来立ち上げるというプロジェクトがあるのだけれど興味ある?」といった内容で、英語が話せることと、ロジスティックス(物流)・貿易の知識があることが条件だったような気がします。


メールと電話のやりとりで大枠内容は把握し、元パートナーも「ビッグチャンスなのでは?」とのことでした。


当時はまだ24歳だったし、その価値さえもあまりよくわかってなかったし、企業名すら覚えていません。


婚約直前ということもありましたが、数日考えた末にお断りしました。


しかし、これはある種の「甘い誘惑」であり、「人生の仕掛け」でもあったということを先日思い出したのです。


人生で大きな決断をするときには、このような「仕掛け」がやってくることがあります。


「本当にその道を行くんですね?」と言わんばかりに。。。


離婚したとはいえ、結婚を選択したことは間違いではなかった。というよりも、結婚することになっていた。と言ったほうが適当だと思います。


その後、そのプロジェクトはなくなり、知人は有名外資系企業に勤めることなり、とても幸せにしているとのことです。


私ったら、シリコンバレーの企業でビッグになっていたのかも。。。音譜なぁんて妄想をしてみましたが、たぶん99%くらいの確率で私の人生のプログラムには入っていなかったと思います。パー


これは一例にすぎませんが、人生にはいくつもの仕掛けが存在し、それを「仕掛け」と気づくか否かは内なる自分と相談するしかありません。


すぐに飛びつかないで、「最初の直感」を信じる練習をしてみると、自分の人生のパターンが読めてきたりします。


今となっては、「あ、また来た。」と思い、あまり時間をかけずにスル―することができるようになりました。


まあ、どちらの道をとっても間違いではなく、「学び」が違うというだけだと思います。


これは、仕事のみならず、恋愛でも同じことが言えると思います。


魂の声?

内なる自分?

潜在意識?

ハート?


どんな言い方でも良いのですが。。。


「人生の転機」には「仕掛け」がいくつか用意されてるので、「直感力」と「咄嗟の判断力」を身につけておくと便利だと思います。