木曜日の「男磨きのアロマセラピー 」では、嗅覚が脳のどの辺にて。。。と、スーパーアロマセラピストの宿谷謙一さんに講師して頂きました。


難しい言葉も出てきますが、アロマのけんちゃんこと、宿谷さんが噛み砕いて説明していただきました。講師業が始まった私としては、プレゼン力も学びました。やはりプレゼンテーションというのは、誰でも分かり易いように、論理的アプローチが大事なんだなぁと思ったセミナー前夜。


色んな壁にぶつかりながら体験を重ねたからこそ、受講者にしっかりホンモノの知識は伝わるんだと思います。


男性受講者はベルガモットからイメージする世界を描き、私は既にベルガモットをセミナー直前に嗅いでいたので名前を聞かずにある精油からイメージを書きだしていきました。


甘ーいオレンジのようで、最初は甘ったるすぎる感じもしたけれど、冬の実家の風景が浮かんできて、最終的に辿り着いたのは。。。


「ゆず湯」でした。


ゆず湯を思い出した瞬間、ウルっとしてしまいました。


嗅覚って記憶に直接働きかけるんですね~。


私は20歳でアメリカに行き、23歳からスウェーデンの元夫といたし、ずっと外資系企業で働いていたので、脳内が「欧米化」してしまい、日本が好きな外国人女性のようになってしまったことは薄々気づいていました。


それを感じたのは、昨年末。


「みんな年越しそばってたべるのぉ?」


そんな単純な疑問から、私はどこかで何かが変わってしまったのかもしれないと思い始めて3ヶ月。


そして、「ゆず湯」にしてくれた母と祖母を思い出し、当たり前だと思っていたけれど当たり前でない「深い愛」を感じたのです。そして、「純和風な家庭」で愛されて育ったことを思い出し涙が出てきました。


それから、今の自分は息子にそこまで愛情を与えることができているのだろうか?というところまで辿り着いたのです。まあ、「入浴剤」止まりでしょうね。。。それでも愛ですから。音譜


そこまで私を導いた精油は、「グレープフルーツ」!目


これにはびっくり。


実は、私は「グレープフルーツ」に軽いアレルギー反応があり、血液検査でも出てきたので、グレープフルーツの香りがするもの全てを避けていたんですね。だから、この精油の名前を聞いていたら、「あ、いいです。パー」とお断りしていたのです。


甘ったるいから、単純に「よく聞いたことのあるスウィートオレンジってやつでしょ~?」なーんて思っていましたが、「グレープフルーツ」でした。(゚ー゚;


嗅覚は記憶に働きかける。。。


正にそれを体験した瞬間でした。


アロマのけんちゃんも言ってますが、教科書に書いてある効能とかあるけれど、一つの精油にしても感じ方は人それぞれだから一概にこれはこういう効能がありますよ。とは言い難いそうです。


セミナー前に少しだけイロイロな精油をちょっとずつ嗅がせていただきましたが、「うぇ~!吐きそうあせる」って思うものはかなりありました。


アロマセラピストになりたいと思ったこともあったけれど、私はそもそもアロマセラピストにはなれないように出来ていたことにも気づきました。


徹底的に拒否反応を起こすのは、「宗教的な花の精油」とのこと。「宗教的って?」と聞くと、「寺院とかで焚かれているお香系かな。」とのこと。すんごい納得です。


そこで香水の想い出にも辿り着きました。


「柑橘系の女か、お花系の女か?」


そのお話はまた今度にしますね。音譜


次回は3月3日、「女性性を高めるアロマセラピー」です。あと3名、先着順となります。合格