6歳から18歳まで



群馬県安中市で育った自分は



寒さにはかなり強い、という自信があった。



毎朝バケツの水は5センチの氷となっていて



投げても割れないくらいであった。



霜は真っ白で靴が埋まるほどであった。



家の暖房は炬燵のみで



オーバーコートなどはなく



身をすくめて学校に通ったものだ。



上州の空っ風が吹き荒れる日は



土埃で50メートル先はみえない、



校舎に入るときには肩や頭に付着した



土を払ってからでないと入れない。



こういった環境でも



皆平然として生活していたのである。



丈夫であった。



東京に帰ってきたときは暖かさに驚いたものだが



慣れてしまうと体も順応してしまったが寒さには



強いほうで今でも変わらない。



今年は例年より寒気が強く朝はかなり寒いが、



特別な感じはない。



毎朝子供のころを思い出して、



あのころを思えばなんでもない、



暖房も着るものもあるのだから、



辛い経験は今になって役立っている。



今環境のために暖房を抑える努力が言われているが



少しの厚着で簡単に実行できるのは幼少時のお陰だ。