11月6日に所属するNPOで介護施設の見学に行った。
土浦と大洗の2か所を実見して感心することばかり、
今まで義祖母が世話になっている古い特養ホームの
知識しかなかった。
4人の大部屋でもベット間の仕切りは
カーテンではなく家具や衝立でなければ許されない、
可能な限り自立を即すため、洗濯や御飯よそり掃除は
自分たちで行う。
など入所前の生活の延長を心がける、
施設の場所も人里離れたところではなく庶民の生活が
見えるところが隔離感がなくてよいのだそうな。
過去の人生の延長線上が良いのは当然である。
職員の制服はなく、皆私服を着ている、
ただし職場とそれ以外は別な服にするようにしている。
職場着用の衣服は持ち帰らず職場で洗濯する。
これも普通の家庭生活の延長を目指しての行動である。
これ等のことは入所者と職員の発想で改善されてきた
とのこと、職員の思いやり、職業としての発想は偉大である。
一つの職種として考えると、本当に関心である。
一番難しい人間との接触が仕事であるのだから。