小学校5年生の時(1949年)群馬県安中(疎開先)から



中学3年まで全員で上野に秋季旅行に来た。



一列車貸し切りの関係で小中合同旅行であった。



その時の強烈な印象がロダンの考える人の銅像だ。



人間がなにか考えている表情と人体の各部分の



精密な作りに感心して像の前にしばりつけられた。



それから40年後に前の社の社長になったときに



記念に考える人のミニチュア(40センチ)銅像を



購入したが似合う置く場所がなく、そのまま12年が



経ち今回自社の10周年にあたりやっと世に出した。



上野で最初に出会ってから50年、それ以後何回も



本物にはお目にかかっているが、いつもじっと



見つめては帰った。今自分の背後で常に鎮座している



像があると何となく気持ちが落ち着いて心地よい。



自分の現在の心境と年齢とにしっくり合ったのであろう。



もっと早くに世に出せればよかったが、ふさわしい場所が出来



像にも約束が果たせた良い機会が出来て良かった。



出来て良かった。



像にも約束が果たせた。