各人が無意識に相手と会話をしているが、


同じ事を相手に伝えるのに


ニュアンスは千差万別である。


柔らかくにこやかな人、硬く生真面目な人、


どなり気味な人、下向きに無愛想な人、など


さまざまだがはじめての相手は


どうくみ取るかが問題である。


その人の性格、育った環境、


顔つき、声の質によるのでしょうが


発信者の意識が心から出ているかどうかで


通じ方がかわってくる。


内容と相手により無意識に


表現できるようになるには年月が掛る。


若い時から少し意識して話すようにしていれば


自分のものになるのが早い。


先日ある新聞に、自分の気持ちを言葉にし、


相手のことを思いやって、つながりあう、


それが生きる上でいかに大切無なことか、と


あり感心しきりとなった次第。