生活でお母さんべったり。
ドアーを開けろ、もう夕飯の時間、カーテンを開けろ、
おやつをくれ、すべてニャーンであるが
顔の表情で察しがつく。
家族と数人の見慣れた来客以外の者が来ると
フルスピードで二階へ。
玄関のピンポンがなるとピット振り向いて逃げる用意、
長居の客はドアーの隙間や物陰からじっと観察、
お母さんが料理の時は冷蔵庫の上からジッと監視、
人間様が食事の時は自分専用の台の上に
正座して見ている。
夜9時になると誰が何といっても
さっさとお母さんのベットへ・・・。
朝は居間がストーブで温まったころ
すました顔でのこのこ起きてくる。
お母さんが炬燵で新聞を読むとその上に
キョトンと座って顔を見る。
どかそうとするとひっかくように袖に爪を立てる。
時々喧嘩になると鋭い目で
お母さんをにらみ本気でかかってくる。
お母さんが外出ときは玄関で送らない。
帰る頃は二階の窓から道路を
じっと見つめて待っている。
姿が見えると急いで玄関へ、
そして大声でニャンニャン鳴き
俺を一人にして今頃帰って来て!と怒る始末・・・。
私が会社に出かける時は玄関でころころ足を上にして、
いってらっしゃい。
肉、柔らかい魚、骨、には振り向きもしない。
大好物は北海道産鮭の燻製、柔らかい燻製の裂き烏賊
夕食はキャットフードにきゃべつのみじん切りと
鉋で削った鰹節の和えもの。
人間生活に慣れた野生の猫である。
