昭和36年(1961年)意気揚揚として某倉庫会社に入社し、
研修終了後横浜支店に配属になった。
保管物はおおむね米、輸入小麦、で荷役はほとんど人力でした。
朝の出勤は毎日7時30分で
作業員が荷役のスタンバイをする前に全ての
倉庫の鍵を開けるのが最初の仕事、一日埃にまみれて
作業終了後、錠前を閉めるのが最後の仕事である。
これが現場の仕事で倉庫業の基本であることは
理解していたので遮二無二頑張ったつもり。
当時は皆それぞれにどんな仕事でも努力していたのでは、
それが今の日本を築き上げた力なんだ、と今では思える。
生意気なようだが。
しかしこれが後々どれくらい役に立ったか計り知れない。