No. 38 フォワーダーはどのように決めますか? | 化学品 危険物のコスト削減請負人が公開する海外・国内ロジスティクスを失敗しない秘決

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外資系企業でロジスティクスマネジャーの職につき、「好きなように会社を変えてよいと、ただし業績があがらなかったら即クビ!」と言われ、たった1年間で会社を黒字転換しクビではなく会社から表彰された、失敗しないロジスティクスの秘決を公開します。

お久しぶりです。

 

仕事は落ち着くどころか、多くのプロジェクトを抱えることになり、海外出張が多くなりました。

私のブログをあなたの会社で少しでも役立つ情報として読んでいただけれるのであれば、それはとても有難く、プログを更新していくことにしました。

 

本日はロジスティックスのフォワーダーの集約についてお話します。



フォワーダー(Forwarder)とは、

貨物利用運送業者のことです。荷主から貨物を預かり、あらゆる運送手段(船舶、航空、鉄道、貨物トラックなど)を利用して運送を引き受ける業者です。一般的には貨物利用運送業者のうち、国際輸送を取り扱う業者を指します。

 

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ある会社は1つビジネスにおいて、10社のフォワーダーを使用しています。これを入札をして3社に絞り込む計画です。

なぜ使用しているフォワーダーが10社までにもなってしまったのか。それには理由があります。


フォワーダーは地域密着の領域があり、その地場ではそのフォワーダーしか使用できない業界掟みたいなものがあります。その地場地場ごとにフォワーダーを使っていくうちに10社になってしまったのでしょう。しかしながら、10社も管理するとなると大変な作業になります。

 

入札前にあるゆる可能性を見出すために、20社位のフォワーダーと面談します。


次のようなことをいくつか考えながら、面談していくと良いですね。

1. 会社の規模・歴史

2. TOP3 顧客先

3. 倉庫規模・設備

4. マンパワー

5. ネットワーク

6. システム

7. 価格競争力

8. 安全体制

などなどたくさんあります。

 

あなたはどのポイントをキーにしてフォワーダーを選択しますか?


必ずしも競争力のある大企業を選択するわけではありません。

 


私が重要視するのは、

そのフォワーダーの会社の中で、自分の会社の顧客順位が何番目あるかを意識します。

 

大企業の100番目の顧客であることよりも

中堅企業のNo.1 の顧客である方がサービスに期待できるからです。

 

ビジネスにおいても、会社の名前で仕事するのではなく、やはり人と人の信頼関係で仕事は上手くいきます。

 

 

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