No. 36 ロジスティックスは問題と解決が見えています! | 化学品 危険物のコスト削減請負人が公開する海外・国内ロジスティクスを失敗しない秘決

化学品 危険物のコスト削減請負人が公開する海外・国内ロジスティクスを失敗しない秘決

外資系企業でロジスティクスマネジャーの職につき、「好きなように会社を変えてよいと、ただし業績があがらなかったら即クビ!」と言われ、たった1年間で会社を黒字転換しクビではなく会社から表彰された、失敗しないロジスティクスの秘決を公開します。

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ロジコン50をお話するために配信しています。
 
前回はトップダウンの営業計画から在庫過多になった、ある会社の悲惨なケースをお話をしました。
 
逆に在庫不足で悲惨なケースもたくさんあります。不思議なもので在庫不足の問題が落ち着くと、必ずと言っていいほど在庫過多の状況になります。その時、在庫不足でクレームしていた営業は在庫過多の状況には興味を示めさないでしょう。
 
   
ロジスティックスが在庫の全責任を持ち、仕入・調達をすべて仕切ることです‼︎
 

営業には販売に専念してもらいましょう。
在庫に関してはロジスティックスが責任をもつので、在庫には関知しないようにしてもらいます。
 
ただ、営業からは、通常の出荷以外で、決算前に追い込みをかける販売、キャンペーンなどで大量出荷が見込まれる特別出荷についてはその時期、数量の情報を漏れなく入手する必要があります。
 
  

ロジスティックスがマネジメントすれば、
市場が必要とするものだけを仕入れ、無駄のないように必要数量のみを保管し、遅れなく顧客に届けることができます。
 

 
ロジスティックスが本当の売れ行きを見極める方法は、「出荷データ」です。

営業の話よりも、事実がこの出荷データなのです。ロジスティックスはこの出荷データを信じることから始まります。仕入れのリードタイムが長ければ、より深くテータを分析をします。これはリードタイムが長ければ、発注計画にくるいが生じるとすぐには修正できないからです。
 
 
船舶、航空、トラック、鉄道などの輸送手段によって、リードタイムが異なるので、発注、出荷指示のタイミングを考えます。最適な輸送手段を選択することです。
 
海外からの輸入品であれば、いまどこにを輸送中なのか、あと何日で到着するのか、追跡も行います。
 

 
ロジスティックスが機能すれば、仕入れ過ぎによる過剰在庫や不良在庫の発生を防ぎます。
売れる見込みのない不良在庫は保管し続けるだけで損失が発生しています。

 
ロジスティックス専門家は 「あなたの会社の物流は何が問題で、それを解決するためには何をすれば良いか見えている」のです。




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