■はじめに
前回、ポーズ毎に表情を変えられるように、3Dモデリングツールを改造しました。
これで、ゲーム中にダメージを受けたら「痛そうな顔」をさせることができます。
"前回の記事はこちら"
「これでARPGのキャラクターとして、かなり使えるようになったかな?」
……と思ったので、今回はゲーム側の改造を進めていきます。
ところが、ここから話がちょっと変な方向へ進んでいきました。
■真似してたら違うゲームになってきた
ある日、YouTubeで「AIでゲームを作る」という動画を見ていました。
何のゲームを作っていたのかは、すっかり忘れてしまいました💦
その中で、キャラクターの前に壁を作るようなものが出てきたんです。
それを見て、
「これ、リポップしたモンスターを囲ったら面白いんじゃない?」
と、軽い気持ちでChatGPTさんに相談してみました。
すると……
えらく乗り気でプロンプトを作ってくれました。
さっそく中身を確認してみると、
「柵の中でリポップしたモンスターを囲う」
↓
「モンスターを家畜化する」
↓
「家畜から素材を採取する」
……みたいなことが書いてあります。
ナニコレ。
もう牧場ゲームじゃん!😂
最初に考えていたARPGから、だいぶ方向が変わっています。
でも、よく考えてみると……
元の案より、こっちのほうが面白いんじゃない?
と思ってしまいました。
こうなると、もう止まりません。
「じゃあ、農業を追加で…」
「全部自分でやるのはメンドイな……」
「仕事を手伝ってくれる、お助けキャラを入れよう!」
……などなど。
思いついたアイデアをChatGPTさんに投げて、まとめてもらって、またアイデアを追加して……。
気がつけば、
ARPG+牧畜+農業+お助けキャラ
という、最初にはまったく存在しなかったゲームになっていました💦
AIに相談しているうちに、ゲームの企画そのものが育ってしまった感じです。
■AIでデバッグとかカッコよすぎかよ
もちろん、思いついたものを全部いっぺんに実装したら、
絶対バグりまくります。😂
そこで、まずは「モンスターを囲って家畜化する」ところまで実装することにしました。
そして完成したものがこちら。
アプリは、GitHubに公開しています。
(Google検索窓にコピペして下さい😊)
https://logicmaker256-prog.github.io/dragon_hunter02/
見た目としては、ちゃんと動いています。
柵を作って、モンスターを囲って……というところまで、それっぽくなりました。
ところが問題はここから。
このレベルまでコードが大きくなってくると、
「ちゃんと動いているからOK!」とは言えません。
自分でコードを全部確認して、
「ここが怪しい!」
なんて、とても見つけられません。
そこで、またAIに頼ります。
まずChatGPTさんに、バグチェック用のプロンプトを書いてもらいます。
↓
そのプロンプトをClaudeさんに渡します。
↓
Claudeさんにプロンプト使ってコードをチェックしてもらいます。
↓
チェック結果をTextファイルにしてもらいます。
↓
そのTextファイルをChatGPTさんに読ませて、
「これ、本当にバグが取れてる?」
と確認してもらいます。
……という、
「AIにおんぶに抱っこ作戦」
です。🤣
結果は、
致命的なバグが1件。
そして、
将来的にバグになりそうなものが1件。
見つかりました。
それぞれ対策を行い、無事に修正完了。
いやぁ……
AIでゲームを作って、AIでバグを探して、AIで修正内容を確認する。
こんな感じ👇️でかなり助かりました。
■今回の学び
今回あらためて感じたのは、
「AIには、見た目や操作性は任せられないけど、論理的なバグ取りはお手の物」
ということです。
AIにツール用にコードを書いてもらうと、
「どう考えても、これ使いづらいでしょ!」
というものを平気で出してくることがあります。
ところが一方で、
人間の自分には、とても追い切れないようなコードの中から、論理的なバグを見つけてしまう。
このあたりは、本当にすごい。
もちろん、AIが全部正しいわけではありません。
でも、
「人間が仕様や使い勝手を考える」
↓
「AIにコードを書いてもらう」
↓
「別のAIにバグを探してもらう」
↓
「さらにAIに結果を確認してもらう」
という使い方をすると、かなり強力です。
ここに人間が、
「このゲーム、本当に遊びやすい?」
という気配りを加えられれば……
本当に人間の出番がなくなってしまうんじゃないか?
……なんて、ちょっと心配になりますね。😅
■次回予告
さて、ゲームのほうは農業まで追加することになってしまいました。
となると必要なのが、
「鍬(くわ)」
です。
現在、農業用に「鍬を振るう」アニメーションを3Dモデリングツールに入れようとしています。
ところが……
見事にバグ沼にハマりました。😂
鍬を持たせるだけなら簡単そうなのに、
「ちゃんと握る」
「ちゃんと振り上げる」
「ちゃんと振り下ろす」
となると、これがなかなか難しい。
というわけで、ゲームを進めるはずが、
また3Dモデリングツールの改造に戻っています。
果たして、農業までたどり着けるのでしょうか?
それとも、また新しいゲームになってしまうのでしょうか?
次回へ続きます。😊

