■はじめに

「NanoBananaすごい!」
最初に使ったとき、そう思いました。
イラストの精度も上がり、描き込みが細かくて綺麗。
「これで画像生成はNanoBanana一択かな?」――そう感じたんです。

…が、実際に使ってみると、思わぬ“クセ”や“現象”もいくつか出ました。
今回は、僕の環境で起きたことを「良いところ」「困ったところ」に分けて紹介します。



■良いところ

① イラストが細かくて綺麗!

以前はChatGPTさん経由でDALL-Eを使っていましたが、NanoBananaの方が線が繊細でディテールも細かい印象です。
描く対象にもよりますが、完成度はかなり高いです。

② キャラクターデザインの反映が上手い

「このキャラのデザインをこっちにして」と、
参考画像を添えて指示すると、その通りに反映してくれます。
小型ロボットなどのデザイン修正にも強いです。


こんな感じでデザイン指定できます。

③ できないことは「できない」と言う

これ、意外と好印象です。「技術的にムリです」と明言してくれるので、無駄に粘らず切り替えやすい。

(僕の場合は“ジャックとジョーカーの区別”が難しいとのことでした)

■困ったところ

① 他人のイラストが混ざる?

まれに、全く関係のないイラストが出てくることがあります。サーバーの混雑か仕様なのかは不明ですが、ちょっと怖い現象です。


それにしても、誰のプロンプトなんだろう?
良いイラストだね。

指摘するとすぐ直してくれますが、気持ちは微妙です💦

② 日本語がほぼ壊滅的

これはAI全体の課題ですが、NanoBananaは特に日本語が苦手。
イラストが精密な分、修正もひと苦労です。
(日本語を使う場面はChatGPTさんの方が得意)

③ 勝手に吹き出しをつけたがる(笑)

指定していないのに、吹き出しを描きたがる傾向があります。
しかも日本語が間違っていたり…。
ChatGPTさんではスルーされるので、このギャップがちょっと面白いです。

④ 出来るはずのことを「不可能」と言うことがある

明らかに可能な内容でも「技術的に不可能です」と返す場合があります。
そんなときは、次の対策を試してみてください。

■対策

① 新しいチャットに切り替える(オススメ)
セッションを切り替えるだけで直ることがあります。

② プロンプトを練り直す
表現を変えると、うまく通ることも。

③ 手作業で修正する
僕は「ibisPaint X」でちょこっと直しています。

④ 他の画像生成AIと使い分ける
日本語表記を含むものはChatGPTさん、
ビジュアル重視ならNanoBanana、という感じで併用が便利です。

■まとめ

クセはあるけれど、NanoBananaのイラストはやっぱり綺麗。
描き込みの細かさでは一歩リードしていると思います。

僕は現在、

・イラストメイン → NanoBanana
・日本語入りや構図修正 → DALL-E

という使い分けをしています。

「万能ではないけれど、無視できない存在」
そんな立ち位置のAIですね。

あなたは、どんな使い方をしていますか?
コメントでぜひ教えてください😊