■はじめに

ブログを書いていると、他の人の記事や雑誌なんかもよく目にします。
そこでよく目にするのが――

「AIが仕事を奪う」
「新人エンジニアよりAIの方が優秀だから雇用が減る」

…といった物騒なフレーズ。

確かに「まあ一理あるな」と思うところもあるけれど、どうにも納得できない部分も多いんです。
そこで今回は、実際にAIを使ってきた僕なりの体験をもとに「利点」と「欠点」を整理して、エンジニア不要説について考えてみました。

■AIを使ってきて思うこと

最初は「流行ってるし、ちょっと触ってみるか」くらいのノリでAIを使い始めました。
すると――

プロンプトを一発投げたらプログラムが完成!

…いやもう、衝撃ですよ。「え?これでいいの?」って感じで、感動と驚きのダブルパンチでした。

今では「勉強を続けるためのモチベーション」としてAIを使っています。
そんな僕の目線で感じたAIの利点と欠点を挙げてみます。

◎AIの利点

何でも気軽に質問できる

調べ物が爆速

ノーコードでプログラムを書いてくれる

簡単なことなら指示なしで動いてくれる

多言語対応(バイリンガルってやつですね)

簡単な文章作成が得意

音声入力も普通に使える


便利すぎて「これ、人類のチートアイテムでは?」って思うレベルです。

◎AIの欠点

もっともらしい嘘を平気でつく

使ってると「俺、最強!」みたいな錯覚に陥る

こちらが振らないと新しい提案を出してこない

時々、ぜんぜん言うことを聞かない(反抗期?)


つまり、便利だけど「取り扱い注意」な相棒ってことです。

■欠点をちょっと深掘り


「簡単なことなら指示なしで実行」問題

AIが便利すぎて、新人エンジニアに任せるような練習課題が激減しそうです。
でも僕は思うんです――そういう課題を一つずつこなしてこそ「使えるエンジニア」になるんじゃないかと。
うーん、困ったもんだ。

「こちらが水を向けないと提案しない」問題

AIは便利なアルゴリズムをたくさん知ってるけど、自分からは出してきません。
「この方式で作って」ってこっちから振らないと、出てこない。
結局、基礎知識ゼロだと運ゲーになるんですよね。

「調べ物が早すぎる」問題

AIが爆速で答えを出すせいで、「調査のための時間」がカットされる未来が見えます。
でも逆に考えれば、これからのエンジニアには「アルゴリズムを学問として体系的に理解する力」がより必要になるってこと。

AIが調べる前に、自分で「これってあの方法が使えるんじゃ?」と気づける人が強いんです。

■まとめ

こうして振り返ると、「エンジニア不要説」には正直かなり疑問があります。
むしろ、AI時代だからこそ “AIを使いこなせるエンジニア” の価値は跳ね上がるんじゃないでしょうか。

結論――エンジニアは不要どころか、これまで以上に必要!
ただし「勉強をやめたエンジニア」は本当に不要になるかも…。

あなたはどう思いますか?

え?僕ですか?
僕はこの時代のエンジニアじゃなくてよかったなぁ……と心の底から思いますね(笑)

……いや、冗談です。

多分、2度目の人生があったとしでもエンジニアやってんだろうな。だって、好きなので。