スマホだけでPythonゲーム作成!
Google Colabで文字当てゲームを作ってみた【ChatGPT vs Gemini】
■はじめに
「スマホしか手元にないけど、Pythonを触ってみたい!」
そんなとき、有料アプリを使わなくてもGoogle Colabを使えば無料でPythonが動かせます。
今回は、スマホで「文字当てゲーム」を作ってみました。しかもAIにコードを書いてもらう形で、ChatGPT版とGemini版を作成して比較してみます。
■Google Colabとは?
Google Colab(Google Colaboratory)は、ブラウザだけで使えるPython実行環境です。
インストール不要で、スマホでもPCでもアクセス可能。機械学習やAIの勉強にも使える便利なサービスです。
ただし、少し癖があるのでメイン開発環境として長時間使うのはおすすめしません。
それでも「思いついたときにすぐ試せる」のは大きな魅力です。
■今回作るゲーム
・7×7のボタンの中に、1個だけ違う同じ文字が
入っている
・難易度を初級/中級/上級から選べる
・見つけるまでの時間を競う
・間違えるとやり直し
■実装方法
今回の流れはこんな感じです。
1. Google ColabでPython環境を開く(スマホでもOK)
(画像:Google Colabスマホ画面)
2. AIにゲーム仕様を説明する
3. 出力されたコードをそのまま実行
4. 完成したら実際に遊んでみる
■ChatGPT版とGemini版で作ってみた
同じプロンプトを渡してコードを生成してもらいました。
結果:
Gemini 2.5 Pro → 出題多様性重視(複数ペア&盤面差し替え方式)
ChatGPT → ゲームテンポとコードの簡潔さ重視(全UI再描画&クロージャ方式)
どちらも立派に動きます。
Gemini版は出題パターンが豊富で飽きにくく、ChatGPT版は軽快でスムーズ。
これはもう…引き分け!
■まとめ
Google Colabを使えば、スマホでもPythonゲームが作れます。
今回は「文字当てゲーム」でしたが、アイデア次第で他のアプリやツールも開発可能。
いつもの環境と違う場所でコードを書くと、新しい発想が生まれるかもしれませんよ。