■はじめに

先日、地下鉄に乗っていると、難しい顔をして英文を読んでいる受験生らしき人を見かけました。
「がんばってるなぁ」と思いつつ、ふと自分のことを思い出しました。

実は、僕の苦手科目は英語でした。
それでも中学の頃から英語は必須で、泣く泣く文法や単語を覚えたものです。
社会人になってからも、英語との縁は切れず、海外エンジニアの対応やTOEIC、海外発表など、何かと必要でした。

■引退しても、英語学習を応援したい

今は引退して、英語からは少し距離を置いています。
でも、あの受験生の姿を見て「応援したいな」と素直に思いました。

英語の参考書を毎日持ち歩くのは大変だし、できればスマホ1つで勉強できたら便利ですよね。
そこで思いついたのが、

> 「短い日本語の物語を作って、それを英訳してもらう」


という方法です。繰り返すことで、自然と英語力も鍛えられるはずです。

■最初はPythonで作ろうとしたけど…

せっかくならPythonでアプリにしてみよう。
Google Colabを使えば、スマホでもコードが動かせるし。
――と考えて、バイブコーディングで試してみたものの、問題が。

物語を自動生成するにはChatGPTのAPIが必要。でもAPIは有料。
アプリごとに料金がかかるとなると、気軽に使いづらいし、僕の方針にも合いません。

■発想を切り替えたらうまくいった

APIが有料でも、ChatGPTの無料版ならどうだろう?
短い物語くらいなら、無料で全然いけるのでは?

そう思ってChatGPTに聞いてみたところ…

> 「無料版でもできますよ!」

とのことだったので、早速プロンプトを考えて試してみました。

【試したプロンプトはこちら】

短い日本語の物語を1つ作ってください(100文字以内)。
英訳もしてください。
日本語40文字ごとに改行、英訳80文字毎に改行して表示してください。

私が「続けて」と言ったら、新しい物語と訳を同じ形式で繰り返してください。

【ここまで】

やってみたら、拍子抜けするくらい簡単に実現できました。
しかも、ChatGPTが毎回ちがう話を出してくれるので飽きません。

■まとめ

今回は、「短い物語を使って英語を勉強する」方法を紹介しました。
プログラムでやることも考えましたが、ChatGPTの無料機能だけでも十分実用的です。

やり方に正解はありません。
一番大切なのは、「自分が続けられる方法を見つけること」だと思います。

僕? 僕は満足しています。だって、無料だし、楽しいしね。