こんにちは!

インターネット予備校SL首席講師で
「9割受かる勉強法」著者の松原一樹です。

今日の動画は「3か月で「偏差値」45→70の「効果的な勉強法」 奥義No13「自分の学力」に合った参考書でなければ、成績は伸びない」です。

<動画>



動画が見れない人、または動画内容をサクッと復習したい方は
下記の<レジュメ>をご覧ください。動画と同じ内容を記述しています。


<レジュメ>

詳しくは第4章で後述しますが、本書では、合格までに必要な学力のレベルを「3つのステップ」に分けて考えていきます。いったん「既知の知識」が多いレベルまで下がり、知識の漏れをなくしてから、段階的に「未知の知識」を学習します。

【合格までに必要な3ステップ】

【ステップ①】基礎レベル(中学~高1までの基礎) 
【ステップ②】センター試験レベル
【ステップ③】東大・国公立大学・早慶大レベル
ステップ①ならアウトプットするだけの知識はありませんから、「理解する」ことにウエイトを置いて勉強をすべきです。

ステップ②は、ステップ①で理解したことを繰り返し復習して「覚える」ようにする。そしてステップ③では、過去問や問題集に取り組むなど、「蓄えた知識でどれだけ解答できるか(使いこなせるか)」を見極めていきます。

ステップ①(基礎レベル)…覚える>理解する 
ステップ②(センター試験レベル)…理解する>覚える>アウトプットする
ステップ③(東大・国公立大学・早慶レベル)…アウトプットする>理解する>覚える
また、本サイトでは、それぞれのステップに応じた市販されている「参考書」だけをつかって、大学に合格するための「参考書リスト」を公開しております。

この参考書は数千冊の中から選びに選び抜いたもので、私の指導する生徒たちを、東大・早慶・難関国公立大学などに9割以上の確率で合格に導いた、「最高の参考書」たちです。予備校では知りえない情報と言っても過言ではないはずです。

みなさんの中には、さまざまな「参考書」をすでにお使いの人がいると思います。では1つ、質問しますね。

「どうして、その参考書を選んだのですか? その参考書を選んだ理由を教えてください」

私が指導する「インターネット予備校SL」に入会したばかりの受講生は、「参考書の選び方」がわかっていません。だから成績が伸び悩んでいるわけですが……、彼らに同じ質問をすると、おおむね、次のような答えが返ってきます。

「みんなが使っているから」
「参考書の定番といわれているから」
「予備校の先生や国公立大学に合格した先輩に薦められたから」
「書店で平積みされていたから」
みなさんは、どうでしょうか?
もちろん「みんなが使っている参考書」や「薦められた参考書」で勉強してもかまいません。「みんなが使う」からには、それなりに理由があるからです。
ただしそれは、

「自分の学力に合っている場合にかぎる」

というのが私の考えです。
たとえ「みんなが使っている参考書」を完璧に学んだつもりになっても、「自分の学力に合っていない参考書」であったなら、学習効果はそれほど期待できないでしょう。

受験生のA君は、「英語が苦手だから、英語が得意な友だちに薦められた参考書で勉強しよう」と考え、『Next Stage英文法・語法問題』(桐原書店)という英文法の本を集中的に勉強しました。

そして、「これだけ勉強したのだから、ある程度は成績が上がっただろう」と期待して模試に臨んだところ、結果はさんざん。なぜならA君は、「基礎力」が欠如していたため、「長文読解」がまったく解けなかったのです。

A君は、文法を学ぶより先に「基礎的な単語力」と「正しい文法の理解力」をつけておくべきでした。したがって、『Next Stage英文法・語法問題』(桐原書店)は「その時点のA君の学力レベルには合っていなかった」、「読むのが早すぎた」といえそうです。

A君の失敗は、「いまの自分の学力の状態を知らなかった」→「いまの自分に必要な参考書を選ぶことができなかった」ことにありました。

●「自分の学力に合った参考書」を使うと、やる気が出る

自分の学力に合っていない参考書を使っていると、勉強に対する「モチベーション」が下がってしまいます。

自分の学力よりも参考書のレベルが高いと、読んでもわからないことばかり。わからないから「どうせ自分は頭が悪いんだ」と悲観したり、落ち込んだり、後ろ向きになったり、やる気を失ったりするのです。

たとえば英語。英単語の基礎知識が不足している時期に『単語王2202』(オー・メソッド出版)の内容は、ややむずかしいと思います。

けれど、基礎力が不足している時期に『ユメタン0中学終了~高校基礎レベルCD付』(桐原書店)を使えば、入門レベルの英単語しか掲載されていませんから、基礎知識が不足しているときに読んでもむずかしさを感じないでしょう。