こんにちは!
インターネット予備校SL代表で
「9割受かる勉強法」著者の松原一樹です。
今日の動画は「1秒でやる気が上がる大学受験の勉強法 奥義No3(1)【やる気スパイラル法】 「1コマ」「1日」「1週間」の使い方でやる気が倍増する」です。
<動画>
動画が見れない人、または動画内容をサクッと復習したい方は
下記の<レジュメ>をご覧ください。動画と同じ内容を記述しています。
<レジュメ>
【やる気スパイラル法】
「やる気スパイラル法」は、「1日の過ごし方」、「1週間の過ごし方」を見直しながら集中力を高める方法です。
私が指導している「インターネット予備校ロジック」や「インターネット予備校SL」の受講生は、国公立大学志願者も私立大学志願者も関係なく「逆境を楽しもう。受験を楽しもう」という前向きな姿勢で勉強に取り組んでいます。
ですが、受験勉強は「そもそも、やりたくないもの」からはじまっていますから、いまでは「楽しめるようになった」といっても、「楽しいもの」に変わるまでの間に、精神的に不安定になる国公立大学受験生・私立大学受験生がいます。
「やりはじめた」ものの、どうしても「やらされている」感じが拭えないようです。
精神的な不安要素をなくすためには、毎日の生活に「規則性」を持たせることが大切です。
「1日の生活のリズムが決まる」と生活が安定してくるため、精神的な揺らぎも少なくなります。
そこで、「1コマ」「1日」「1週間」の時間の使い方をスパイラル的(連鎖的)に勉強するためのしくみが「やる気スパイラル法」です。
●【やる気スパイラル法①】……「1コマ90分の法則」
人間が集中できる時間は「90分が限度」だといわれています。また、たいていの国公立大学の試験の場合だと、試験時間は「90分」を基準に考えられています。そこで、受験勉強も「1コマ90分以内」に設定しましょう。
東京大学の二次試験は「150分」ですが、脳の構造上、150分間集中し続けることはほぼできません。
ですから、「90分問題に集中したら、3分休憩。その後もう一度集中する」というリズムを覚えておくと有利。このリズム、合格を生み出す時間感覚といっても過言ではないのです。
「90分」という時間の感覚に慣れておきましょう。試験時間内にも休憩時間を取る心の余裕が結果的に最高の試験結果をもたらすんです。
「1コマ90分の法則」は、「90分(以内の)勉強をしたら、30分休憩を取る」のが基本です。どんなに勉強がはかどっていても、90分以内で切り上げ、きっちり30分休憩を取ります。
「勉強(90分)→休憩(30分)→勉強(90分)→休憩(30分)→勉強(90分)」のサイクルで勉強時間を管理しましょう。もちろん休憩後は、「休憩前と違った科目(分野)」を勉強するようにします(コンカレントワーキング)。
国公立大学受験生・私立大学受験生に「1コマ90分の法則」を説明すると、「では90分勉強できなかった場合でも、30分休んでいいのですか~?」と質問されることがあります。
どうぞ、休んでください。
60分しか勉強できなくても、30分しか勉強できなくても、20分しか勉強できなくても、「どうぞ、30分休んでください」。それが9割受かる勉強法です。 なぜなら、「勉強をすることそのものに、大きな価値があるから」です。
予備校に通うことも含めて受験勉強は、「そもそも、やりたくないもの」です。「やりたくないもの」をやっているのですから、たとえ時間が20分であっても、それは「価値ある20分」だと私は思います。
「30分も机に座っていられない」という受講生がいました。
私が「休憩はどれくらい取っているの?」と尋ねたところ「5分くらい」との返事。
そこで私は、「いままでは全然勉強できなかったんだから、30分勉強できれば立派だよ。わずかな時間であっても、キミはたしかに勉強をしているんだから、休憩を取る資格がある。30分の休憩は『ごほうび』だと思っていいじゃないかな」と伝えました。
やがて彼は、見違えました。
30分が40分になり、50分になり、60分になり……、2週間後にはなんと「1日6時間」勉強できるようになりました。その後志望を私立から国公立大学にし受験科目を増やしました。勉強時間が増えて、志望大学ランクを上げることが出来たのですね。
彼は「勉強をはじめたら休んじゃいけない。ずっと机に座っていないといけない」という「縛り」を、自分で勝手に設けていたのです。
けれど私の助言で「ちょっとでも勉強したら、30分休んでいい」ことがわかった。それにより、精神的な安心感を得ることができたのです。
実は、「1コマ90分の法則」の上級者向けに「中途半端なまま、勉強をやめる」というテクニックがあります。特に国公立大学の二次試験科目に対応できるようなレベルの受験生に有効な方法です。それは・・・
「今日は気分がノっている。勉強もはかどっている。どんどん参考書も進んでいる。勉強をはじめてから、もう80分たったのか。残り時間は10分。10分あれば、この章は終わりそうだ」と思ったとしたら、むしろ「章を終わらせない」ほうが得策、、、という方法です。
残り10分は勉強せず、「中途半端なまま」で休憩に入りましょう。コンカレントワーキングを実践する以上は、休憩後に先ほどと同じ内容の「続きの勉強」をやってもいけません。「途中でやめるとすっきりしない」という気持ちもわかりますが、むしろその「すっきりしない気持ち」を残しておいたほうが、翌日の勉強に入りやすくなります。
「キリのいいところ」までやってしまうと、そこで一度気持ちが切れてしまいます。
ですが「やり残し」があると、「やり残したところからはじめられる」「楽しかった昨日の続きからはじめられる」という気持ちが芽生えます。
この気持ちが「机に向かわせる後押し」になるのです(「キリのいいところ」まで勉強しても、次の90分にスムーズに入れるのであれば、必ずしもこの方法を実践する必要はありません)。
インターネット予備校SL代表で
「9割受かる勉強法」著者の松原一樹です。
今日の動画は「1秒でやる気が上がる大学受験の勉強法 奥義No3(1)【やる気スパイラル法】 「1コマ」「1日」「1週間」の使い方でやる気が倍増する」です。
<動画>
動画が見れない人、または動画内容をサクッと復習したい方は
下記の<レジュメ>をご覧ください。動画と同じ内容を記述しています。
<レジュメ>
【やる気スパイラル法】
「やる気スパイラル法」は、「1日の過ごし方」、「1週間の過ごし方」を見直しながら集中力を高める方法です。
私が指導している「インターネット予備校ロジック」や「インターネット予備校SL」の受講生は、国公立大学志願者も私立大学志願者も関係なく「逆境を楽しもう。受験を楽しもう」という前向きな姿勢で勉強に取り組んでいます。
ですが、受験勉強は「そもそも、やりたくないもの」からはじまっていますから、いまでは「楽しめるようになった」といっても、「楽しいもの」に変わるまでの間に、精神的に不安定になる国公立大学受験生・私立大学受験生がいます。
「やりはじめた」ものの、どうしても「やらされている」感じが拭えないようです。
精神的な不安要素をなくすためには、毎日の生活に「規則性」を持たせることが大切です。
「1日の生活のリズムが決まる」と生活が安定してくるため、精神的な揺らぎも少なくなります。
そこで、「1コマ」「1日」「1週間」の時間の使い方をスパイラル的(連鎖的)に勉強するためのしくみが「やる気スパイラル法」です。
●【やる気スパイラル法①】……「1コマ90分の法則」
人間が集中できる時間は「90分が限度」だといわれています。また、たいていの国公立大学の試験の場合だと、試験時間は「90分」を基準に考えられています。そこで、受験勉強も「1コマ90分以内」に設定しましょう。
東京大学の二次試験は「150分」ですが、脳の構造上、150分間集中し続けることはほぼできません。
ですから、「90分問題に集中したら、3分休憩。その後もう一度集中する」というリズムを覚えておくと有利。このリズム、合格を生み出す時間感覚といっても過言ではないのです。
「90分」という時間の感覚に慣れておきましょう。試験時間内にも休憩時間を取る心の余裕が結果的に最高の試験結果をもたらすんです。
「1コマ90分の法則」は、「90分(以内の)勉強をしたら、30分休憩を取る」のが基本です。どんなに勉強がはかどっていても、90分以内で切り上げ、きっちり30分休憩を取ります。
「勉強(90分)→休憩(30分)→勉強(90分)→休憩(30分)→勉強(90分)」のサイクルで勉強時間を管理しましょう。もちろん休憩後は、「休憩前と違った科目(分野)」を勉強するようにします(コンカレントワーキング)。
国公立大学受験生・私立大学受験生に「1コマ90分の法則」を説明すると、「では90分勉強できなかった場合でも、30分休んでいいのですか~?」と質問されることがあります。
どうぞ、休んでください。
60分しか勉強できなくても、30分しか勉強できなくても、20分しか勉強できなくても、「どうぞ、30分休んでください」。それが9割受かる勉強法です。 なぜなら、「勉強をすることそのものに、大きな価値があるから」です。
予備校に通うことも含めて受験勉強は、「そもそも、やりたくないもの」です。「やりたくないもの」をやっているのですから、たとえ時間が20分であっても、それは「価値ある20分」だと私は思います。
「30分も机に座っていられない」という受講生がいました。
私が「休憩はどれくらい取っているの?」と尋ねたところ「5分くらい」との返事。
そこで私は、「いままでは全然勉強できなかったんだから、30分勉強できれば立派だよ。わずかな時間であっても、キミはたしかに勉強をしているんだから、休憩を取る資格がある。30分の休憩は『ごほうび』だと思っていいじゃないかな」と伝えました。
やがて彼は、見違えました。
30分が40分になり、50分になり、60分になり……、2週間後にはなんと「1日6時間」勉強できるようになりました。その後志望を私立から国公立大学にし受験科目を増やしました。勉強時間が増えて、志望大学ランクを上げることが出来たのですね。
彼は「勉強をはじめたら休んじゃいけない。ずっと机に座っていないといけない」という「縛り」を、自分で勝手に設けていたのです。
けれど私の助言で「ちょっとでも勉強したら、30分休んでいい」ことがわかった。それにより、精神的な安心感を得ることができたのです。
実は、「1コマ90分の法則」の上級者向けに「中途半端なまま、勉強をやめる」というテクニックがあります。特に国公立大学の二次試験科目に対応できるようなレベルの受験生に有効な方法です。それは・・・
「今日は気分がノっている。勉強もはかどっている。どんどん参考書も進んでいる。勉強をはじめてから、もう80分たったのか。残り時間は10分。10分あれば、この章は終わりそうだ」と思ったとしたら、むしろ「章を終わらせない」ほうが得策、、、という方法です。
残り10分は勉強せず、「中途半端なまま」で休憩に入りましょう。コンカレントワーキングを実践する以上は、休憩後に先ほどと同じ内容の「続きの勉強」をやってもいけません。「途中でやめるとすっきりしない」という気持ちもわかりますが、むしろその「すっきりしない気持ち」を残しておいたほうが、翌日の勉強に入りやすくなります。
「キリのいいところ」までやってしまうと、そこで一度気持ちが切れてしまいます。
ですが「やり残し」があると、「やり残したところからはじめられる」「楽しかった昨日の続きからはじめられる」という気持ちが芽生えます。
この気持ちが「机に向かわせる後押し」になるのです(「キリのいいところ」まで勉強しても、次の90分にスムーズに入れるのであれば、必ずしもこの方法を実践する必要はありません)。