皆さん、こんにちは!

今回はお伝えしていくのは、
『記憶が定着する原則』についてです。

皆さんの中には、
「単語集を何回も繰り返して覚えられない・・」
「地歴の重要語句が覚えられない・・」


そんな悩みを抱えている方はいませんか?

そこで思い切って学校の先生や塾の講師に相談してみるものの・・

「復習が足らないんじゃないの?」
「できるまで繰り返してやってごらん」


という月並みの答えが戻ってくるばかり。。

「復習が必要なことは自分でも分かっている・・」
「何回も繰り返しているんだけど・・」

復習が大切!なのは分かっていても、
実際になかなか覚えることができない受験生は意外と多いです。

ではなぜ記憶が定着しないのでしょうか?

これまで色々な受験生を見てきたなかで、
・復習をこなしながら順調に覚えていく人
・復習を繰り返すもなかなか覚えられない人

この2パターンがいることが分かりました。

しかも面白いことに、
それぞれに学習方法に共通点があるのです。

この両者を分けるポイントは”復習の方法”です。

英単語集を例にとってみると、

前者は単語集を何度も取り組んでいるのですが、単語集を何回も繰り返しているだけなのです。

何回も単語集を繰り返しているものの、自力で思い出すという作業が少なかったのです。

前者に対して、
効率よく単語を覚えることができた後者はどうしているかというと、

赤シートで日本語訳を隠して答えるだけでなく、
日本語訳からの英訳、さらに付属CDを聞いて瞬時に訳が言えるようにするなど、様々な方向から刺激を与えているのです。

ここから言えることは、
色々な方向から刺激を与えていること、そして”反射的に思い出すこと”に拘っているということです。

タイトルで触れた『記憶定着の原則』というのは、
①1つではなく、できるだけ色々な種類の刺激を与えること。
②記憶は自力で思い出すときにもっとも強化される。


主にこの2つなのです。

「何度復習してもなかなか覚えられない・・」

そんなお悩みを抱えている受験生は、
今の努力を結果に結びつけるべく是非試してみてください。

それでは。