数学の学習法 「設計図を覚える」

皆さんこんにちは。

数学の学習方法は今日が最終回です。

今日お伝えするのは
「設計図を覚える」についてです。

ここでの”設計図”というのは、
解答の設計図、つまり解答プロセスのことです。

数学を苦手としているな受験生、
もしくは数学で伸び悩んでいる受験生の多くは
答えまでの計算仮定を丸暗記しようとしています。

数学の問題を解けるようにするためには、
やみくもに計算仮定を丸暗記するのではなく、
”解答設計図”を覚えることのほうが重要なのです。

そのほうが労力もかかりません。

例えば、２次関数の問題であれば、
①頂点座標を求める
②xの範囲のどの値が最大値か探す
③yが最大値となるxの値を代入し、１次方程式を解く

と、大きく分けると３つの手順があります。

これが解答の設計図なのです。

数学を苦手とする受験生の多くは、
問題を見た瞬間に何をすべきかが分からず、
問題用紙とにらめっこすることになるのです。

また、この設計図さえ覚えてしまえば、
自分にどんな知識が欠けているのか、
どこで躓いてしまうのかが分かるようになります。

問題を目にしたら、
どのような手順で解答していくかを最初に考えてください。

解答手順をイメージして、
それから、問題を解き始めるようにします。

是非普段の学習に取り入れてみてくださいね。

それでは。