皆さんこんにちは。

今日お伝えするのは
「具体的に考える」についてです。

数学をはじめ物理や化学など、
理系科目を苦手とする受験生には共通する部分があります。

それは、抽象的な公式を抽象的なままで考えてしまうことです。

例えば、物理の公式では質量mや速度
v時間t
数学ではxy、aなどが登場しますね。

理系科目を苦手とする受験生は、
抽象的な公式や文字をそのまま考えてしまいます。

これを具体的に考えるということは、
時間tが仮に10秒だったら、あるいは20秒だったら速度vはどうなるか・・
xが1だったらyの値はどうなるか、xが2だったらyどうなるか・・

と、具体的な数字を入れて考えるということです。

自分で数字を当てはめて考えていけば、
次第に規則性も分かるようになってきます。

また、その公式は何を求めるための公式なのか?

それを説明できるようにしておくというのも大切です。

文字の羅列として暗記するよりも、
その公式を構成している文字は何を表すのか?

公式を日本語化し、自分で説明できるようしたほうが、
理解度や定着率はもちろん、応用する力も上がります。

例えば、
y=2x】という式があったとき
xの係数は「変化の割合(傾き)」で、”xの値が1増加するときのyの変化量(増加量・減少量)である”
だから、Xが1増加したら右へ1進み、上へ2上がる。

といった具合にです。

これを浴槽に水を入れるときの”流量”と”時間”、”水位の上昇”など、
もっと具体的なイメージにしてもよいでしょう。

”抽象的なものを具体化して考える”ということが、
理系科目を後略するうえで大切なポイントなのです。

それでは。