んにちは。インターネット予備校ロジック 大塚です。

今回は【学習を長く継続するポイント】について紹介していきます。

前回の記事では、自分に罰を下すような学習では長続きしないよ!という内容のお話しだったと思います。

では、どうすればよいのか?

それは”楽しむこと”です。

高校性クイズに登場するような、一部のトップ学力を誇る受験生に、「勉強はパズルやゲームみたいな感覚でやってる」というような表現を使う方がいます。

これも楽しみ方の一つでしょう。

しかしほとんどの受験生は、残り少ない期間で、そのよな感覚を持つことは難しいと思います。

そこで、いくつか方法があります。

【他人に見られる】

これは喫茶店など、他の人がおしゃべりしているような公の場で勉強してみるということです。

喫茶店でノートPCを使って黙々と仕事しているビジネスマンや専門書で勉強している学生さんを見ていると、もの凄く”デキる人”に見えると思います。

あなたが今までに見た”デキそうな人”と、自分の姿を重ねることで「喫茶店で勉強している自分はカッコよく見えるんだろうな~」と思い込むのです。

少し痛い(笑)ですが、「勉強している」=「カッコイイ」というのがポイントです。

とことん自分に酔ってください(笑)

ですから、この方法は一人でやるのがベストです。

二人以上だとカッコよく映りませんし、すぐしゃべってしまうので集中できないでしょう。

スポーツ少年が「あの人のように上手くなってカッコよくなりたい!」という強い思いがあるから、泥臭い厳しい練習に耐えられるのと一緒ですね。

”憧れ”というのは強いモチベーションになります。

ちなみに、私は環境を変えるため喫茶店やカフェで仕事や勉強をすることがよくあります。


【仲間を作る】

一人では辛いことも、仲間や身近なライバルがいれば頑張れるものです。

浪人生が現役生よりも伸びしろがないと言われるのは、現役生特有の連帯感や団結意識が、浪人生になることで薄れてくるからだと思っています。
※断言できませんが、あくまで可能性の一つです。

浪人生は塾や予備校に通っていても、自宅浪人していても基本的に孤独なので、そういった「皆で乗り切ろう!」という意識がなくなります。

意固地になって「浪人は孤独との戦いだ」「仲間なんていらない」と考える、もしくはそういった考え方がカッコイイものだと勘違いするようになるのも原因の一つにあるでしょう。

カッコイイというのは実績がついてくることが大前提です。

つまらない美徳にこだわるよりも、合格する可能性を1%でも上げるために現実主義者になるべきです。

ですから、志望校が違ったとしても、お互いの目標の達成度を報告できる仲間をつくる。

もしくは、模試結果を競い合うことのできる、自分より学力の高いライバルを見つけましょう。

あまりいい話ではありませんが、模試結果で友達やライバルと賭け事をするのも悪くないと思います。

特に男の場合ですと、”賭け”をすることで競争意識が刺激されるからです。
※節度はわきまえてくださいね。

私の高校時代にも、3年生のこの時期になっても昼休みに麻雀していた友達が旧帝クラスの国立大学に続々と合格していきました(笑)

一緒に勉強しろ!ということではなく、「アイツが頑張っているんだから」「アイツには絶対負けない」という思いや連帯感が大切なのです。

それが継続する力につながります。

逆に、一緒に勉強してしまうとおしゃべりになりやすいので、そちらはあまりお勧めしません。


それでは。本日はここまでです。