んにちは。インターネット予備校ロジック 大塚です。

今回は【予備校・塾に通うことのデメリットについてお伝えしていこうと思います。

予備校や塾に通うことのメリットとして挙げられるものは



・講師の質にバラつきがある。

・選択を間違えれば、時間の浪費になる講義も含まれている。

・大人数向け指導のため、個別カリキュラムが存在しない。



などが挙げられます。



【講師の質にバラつきがある】



このことは、もはや予備校・塾業界では常識となっています。



予備校・塾の多くは、同じ質の指導を行うことを目的としていません。


簡単な指導マニュアルはあるものの、一定レベルをこえるような授業ができるかどうかは講師の能力に頼らざるをえません。



講師によって講義や指導レベルに差があることは仕方ないのです。



予備校・塾の信頼性は、能力高く、カリスマ性ある講師がどのくらい在籍しているかが、直結しているといっても過言ではありません。



また、注意しなければならないのは、日本の最高学府と呼ばれる東京大学や京都大学卒の講師や、数々の合格実績を残している講師の中にも、偏差値50以下の低学力層に対しての指導能力を持っていない講師が多いということです。



つまり、このような講師は、学力の低い生徒を指導する技術を持っていないということです。



このようなタイプの講師は、高学力層には高い指導力を発揮します。
※高学力層というのは、ここでは全統記述模試で偏差値60以上、センター過去問8割以上を安定して取れる学力層とここでは定義します。


偏差値50以下の低学力層に対しても高学力層と同じような指導をおこなう講師が多ので、低学力層の生徒はなかなか成績が伸びにくいというのが現状です。


これは、スポーツで例えるならば、野球を始めて一か月しか経っていない素人に、ピックオフプレーやサインプレー等の高度な実戦的戦術を教えているのと同じです。


形だけは素人でも真似できますが、実戦で使い物にならないのは言うまでもないでしょう。



私が知っている極端な例を挙げると、偏差値60以下の生徒さんに対しても、英英辞書を使った学習法を指導する講師がいました。
※英英辞書とは、英単語の意味を英文で解説している高学力層向けの辞書です。

このような指導を受ける生徒は、基礎が身につく前に英語が嫌いになってしまうでしょう。



予備校・塾選び、その選択が本当に正しかったのかどうかは実際に指導を受けてみないと分からないこともあります。



【講義の選択を間違えれば、時間の浪費になる可能性がある】



今日はもう少しお話しましょう。



講義の内容が、自分の求めていたものと異なっていたり、レベルに合っていない講義を受けてしまえば、いうまでもなく、これは時間の浪費になってしまいます。



講義の内容が自分の求めているものと合致しているかどうかは、塾・予備校が実施している「○か月無料お試し!」等の無料体験等で選別できればよいのですが、自分の"学力""志望校"に合っているかどうかさえよく分からないまま受講してしまう受験生も多くいます。



その場合は、自分では「勉強になっている」と思っていても、結果につながらないことが多いです。



こういった受験生の多くは、予備校に求めていることが漠然としています。

具体的に「何を求めるか?」を明確にしましょう。


予備校講師のなかには”外れ講師”とよばれる講師も存在します。

ですから、高校の先生のほうが分かりやすく、知識が深い場合も当然あります。

"性格が多少合わなくても、教えるのは上手い!"先生は多く存在します。


【大人数向け指導のため、個別カリキュラムが存在しない】



今日最後の話です。


もう少しで終わりますから頑張りましょう(笑)



基本的に、予備校・塾の指導スタイルというのは、(言葉は悪いですが)大衆向けです。



中には、個別指導という指導スタイルを取り入れているところもありますが、生徒さんが質問しやすいように、ただ講師数を増やしているところがほとんどです。


緻密で長期的なデータをもとに指導しているところは少ないのが現状と言えます。



また、意外と思われるかもしれませんが、一流講師や売れっ子先生には、講義終了後に質問すること自体、ほとんど不可能であることが多いです。



一流講師の多くは受講者数が圧倒的に多いうえ、講義の予定で1日中埋まっていることも少なくありません。



それに加えて、個人の執筆活動や講演、その他プロジェクトの参画等、スケジュールがぎっしりつまっています。



したがって、講義中に理解できないことを理解できるようになるチャンスが少ないのも予備校の特徴と言えます。

特に十分な基礎力が身についていない受験生は使いにくさを感じるかもしれませんね。

それでは今日はこのへんで。