んにちは。インターネット予備校ロジック 大塚です。

今回は【慢心と自信の違いとはについてです。

さっそくですが、皆さんは「慢心」と「自信」この両者の違いが分かりますか?

私は分かりません(笑)

ここでは、今まで多くの受験生を見てきた中で、私なりに考えたことをお伝えしていこうと思います。

個人的に、「慢心」に陥る受験生というのは、楽観主義者に多く見られるように感じます。

具体的な例を挙げると

「まだ試験まで2年もあるから大丈夫だな」

「2年生の夏休みから受験勉強始めればいいや」

「本気を出せばまだ間に合うはず!」

このように思っている受験生は、ほぼ慢心しているといって間違いないでしょう。

こういった受験生の多くは、自分の現状レベルと志望校のレベル、試験までに残された時間をあまり意識できていません。

心の奥底では「今のままじゃ合格しないだろうけど、まぁなんとかなるよね」と思っている。

もしくは、高2の冬を迎えてもなお、現状偏差値と志望校の偏差値に30ほどの開きがあるにも拘らず「今からでも頑張ればなんとか間に合うはず!」と楽観的になっているのです。

この楽観的な考え方をする人は慢心があるのではないでしょうか。

もちろん、私にもありました。というより、
これは誰にでもあることです。

対して、「自信」のある人は「慢心」のある人がするような発言(上記のような)をあまりしませんし、そもそも思わないでしょう。

【自信を持っている=実力があるので堂々としているように見える】と思う方もいると思いますが、そんなに分かりやすいものではありません。

自信のある受験生は、受験に向けて着々と準備を進めているので、多少志望校と開きがあったとしても、黙々と勉強に励むことができます。

また、自分の努力に結果が付いてきているという手応えがあるので、心境としては「この調子でやり抜けば合格できそうだな」になります。

意外だと思うかもしれませんが、根底には「最終的に自分は勝てる」という思いを持っていることが多いです。

簡単に纏めると、

慢心のある受験生=「~から頑張れば合格できそう」「今から頑張れば合格できそう」

自信のある受験生=「このまま頑張れば合格できそう」「この調子でやり抜けば合格できそう」

慢心と自信を分けるもの、それは「今から~」「このまま~」の違いではないでしょうか。

「自信がありませんとにかく不安です・・」という受験生の大半は「慢心」のあるタイプの受験生です。

一部、学力が高い(某国立大学の学力特待を受けるほど)のに、緊張し過ぎて不安になる人もいたので一概にはいえませんが・・

ちなみに、合格を掴んでいく受験生は、自信のある受験生のほうが圧倒的に多いのは事実です。


それでは。