こんにちは。インターネット予備校ロジック 大塚隆弘です。
前回の内容↓
予備校・塾を有効に活用するには?~予備校・塾に通うことのメリット~ http://ameblo.jp/logicfuture-2007/entry-11345952600.html
今回は【予備校・塾を有効に活用するには?】の第2回です。
【予備校・塾に通うことのデメリット】
について紹介していいきます。
予備校や塾に通うことのメリットは
・講師の質にバラつきがある。
・選択を間違えれば、時間の浪費になる講義も含まれている。
・大人数向け指導のため、個別カリキュラムが存在しない。
などが挙げられます。
【講師の質にバラつきがある】
このことは、もはや予備校・塾業界では常識となっています。
予備校・塾の多くは、
均質なサービスを行うことを目的としていません。
簡易的な指導マニュアルがあるものの、
一定水準をこえるような授業ができるかどうかは講師の能力に依存しています。
講師によって講義や指導のレベルに差があるのは仕方ないのです。
予備校・塾の信頼性は、
能力高く、カリスマ性ある講師がどのくらい在籍しているかが、
直結しているといっても過言ではありません。
また、日本の最高学府と呼ばれる東京大学や京都大学卒の講師や、
数々の合格実績を残している講師の中にも、
偏差値60以下の中間層や偏差値50以下の低学力層に対して、
指導するスキルを持ち合わせていない方が多いということも事実です。
つまり、こうした講師は、学力の低い生徒を指導するスキルが少ないということです。
このようなタイプの講師は、
高学力層には高い指導力を発揮します。(高学力層というのは、ここでは全統記述模試で偏差値60以上、センター過去問8割以上取れる学力の層とここでは定義します。)
ただ、偏差値60以下の低学力層に対しても高学力層と同じような指導をおこなう人が多く、低学力層の生徒はなかなか成績が伸びません。
これは、例えて言えば野球を始めて一か月しか経っていない素人に、
ピックオフプレーやサインプレー等の高度な実戦的戦術を教えているのと同じです。
フォームなどの形だけは素人でも真似できますが、
実戦で使い物にならないのは言うまでもないでしょう。
私が知っている極端な例を挙げると、
偏差値60以下の生徒さんに対しても、英英辞書を使った学習法を指導する講師がいました。
英英辞書とは、英語単語の意味を英文で解説している高学力層向けの辞書です。
前回の内容↓
予備校・塾を有効に活用するには?~予備校・塾に通うことのメリット~ http://ameblo.jp/logicfuture-2007/entry-11345952600.html
今回は【予備校・塾を有効に活用するには?】の第2回です。
【予備校・塾に通うことのデメリット】
について紹介していいきます。
予備校や塾に通うことのメリットは
・講師の質にバラつきがある。
・選択を間違えれば、時間の浪費になる講義も含まれている。
・大人数向け指導のため、個別カリキュラムが存在しない。
などが挙げられます。
【講師の質にバラつきがある】
このことは、もはや予備校・塾業界では常識となっています。
予備校・塾の多くは、
均質なサービスを行うことを目的としていません。
簡易的な指導マニュアルがあるものの、
一定水準をこえるような授業ができるかどうかは講師の能力に依存しています。
講師によって講義や指導のレベルに差があるのは仕方ないのです。
予備校・塾の信頼性は、
能力高く、カリスマ性ある講師がどのくらい在籍しているかが、
直結しているといっても過言ではありません。
また、日本の最高学府と呼ばれる東京大学や京都大学卒の講師や、
数々の合格実績を残している講師の中にも、
偏差値60以下の中間層や偏差値50以下の低学力層に対して、
指導するスキルを持ち合わせていない方が多いということも事実です。
つまり、こうした講師は、学力の低い生徒を指導するスキルが少ないということです。
このようなタイプの講師は、
高学力層には高い指導力を発揮します。(高学力層というのは、ここでは全統記述模試で偏差値60以上、センター過去問8割以上取れる学力の層とここでは定義します。)
ただ、偏差値60以下の低学力層に対しても高学力層と同じような指導をおこなう人が多く、低学力層の生徒はなかなか成績が伸びません。
これは、例えて言えば野球を始めて一か月しか経っていない素人に、
ピックオフプレーやサインプレー等の高度な実戦的戦術を教えているのと同じです。
フォームなどの形だけは素人でも真似できますが、
実戦で使い物にならないのは言うまでもないでしょう。
私が知っている極端な例を挙げると、
偏差値60以下の生徒さんに対しても、英英辞書を使った学習法を指導する講師がいました。
英英辞書とは、英語単語の意味を英文で解説している高学力層向けの辞書です。
このような指導を受ける生徒は、成績が上がる前に英語に嫌気を刺すでしょう。
予備校・塾選びはその選択が本当に正しかったのかどうかは実際に指導を受けてみないと分からないこともありますが、
予備校や塾を決める際に、この記事を参考にしていただくと幸いです!
【講義の選択を間違えれば、時間の浪費になる可能性がある】
今日はもう少しお話しましょう。
講義の内容が、自分の求めていたものと異なっていたり、
レベルに合っていない講義を受けてしまえば、
いう間でもなくこれは時間の浪費になってしまいます。
講義の内容が自分の求めているものと合致しているかどうかは、
塾・予備校が実施している「○か月お試し」等の無料体験等で選別できればよいのですが、
自分の"学力"や"志望校"に合っているかどうかさえよく分からないまま受講してしまう受験生も多くいます。
その場合は、
自分では「タメになっている」と思っていても、
結果がついてこないことが多いです。
こういった受験生の多くは、
予備校に求めていることが漠然としていることが多いので、
具体的に「何を求めるか」を明確にしましょう。
一番いけないのは『予備校に通っておけば安心』と慢心することです。
「英語の文法が分からないからそれを学ぶためにいく」
「古文の勉強がどうしても自分一人では進まないので、講義を受ける」
「数学の難しい問題に対応できるようになりたいので、○○先生の授業を受ける」
上記のような明確な"求めること"を持ちましょう。
予備校講師のなかには、外れ講師もいます。高校の先生のほうが分かりやすく、知識が深い場合も当然あります。予備校に通う前に自分の高校の先生を客観的に観察してはどうでしょう。"性格は嫌いだが、教えるのは上手い!"先生は多くいます。
【大人数向け指導のため、個別カリキュラムが存在しない】
今日最後の話です。
もう少しで終わります!
基本的に、
予備校・塾の指導スタイルというのは、(言葉は悪いですが)大衆向けのサービスです。
中には、個別指導という指導スタイルを取り入れているところもありますが、
生徒さんが質問しやすいように講師数を多くしているというのがほとんどです。
個別の緻密且つ長期的な戦略を元に指導しているところは少ないのが現状と言えます。
また、意外と思われるかもしれませんが
一流講師や売れっ子先生が受け持つ講義では、
講義終了後に質問すること自体、
ほとんど不可能であると思ったほうがよいでしょう。
一流講師の多くは受講者数が圧倒的に多いうえ、
講義の予定で1日中埋まっていることも少なくありません。
それに加えて、
個人の執筆活動や講演、その他プロジェクトの参画等、
スケジュールがぎっしりつまっています。
したがって、講義中に理解できないことを"理解できるようになる"チャンスが少ないのも予備校の特徴と言えます。特に学力が低い人には使いにくさを感じるかもしれませんね。
今回は【予備校・塾に通うことのデメリット】
について紹介してきました。
次回はのテーマは、
【予備校・塾に通うことで陥りやすい罠を知る】
です。
それでは、今日はこのへんで。