山内は口から産まれました@
基本的にお喋り好きな山内は、喋れないと鬱になっていくタイプです。
躁病な気がしてきました。
そんな山内は先日、交通事故にあいました。
久しぶりに気絶して、遠くから「今救急車呼ぶから!」という声がします。
覚醒しかけてはいますが声が出ません。体が動きません。山内には言わなければならないことがあったのです。
「ちょ、目の前病院で救急もやってんだから救急車呼ぶ意味がわからん!」
救急車来ちゃいました…。
しかし隊員の人冷たいんです。確かに山内は歩けますが、かなりよろけてるんだから荷物持ってくれてもいいじゃないですか!腕貸してくれてもいいじゃないですか!
…大人だからなにもいわず、診察待ちの椅子に横になってました。
痛いし息がしづらいしあぁもう辛い…のに、警察さんが色々聞いてきます。
それはいいんです、答えられるくらいのぼんやりでしたから。
「仕事はなにしてるの?」
「キャバです」
「キャバ?ピンサロとかじゃなくて?」
ここで山内は完全に覚醒しました。
キャバって言ってるのになんでピンサロだと思うんだろう…別に職業差別でなく、スイッチが入りました。
「キャバって言いましたよね、なんでピンサロだと思うんですか?あたしピンサロ嬢に見えました?顔ですか?いえ決してピンサロを見下してるんでなく、なんでそう思ったのかと。年ですか?26歳がキャバやってるの変ですか?で、なんで疑問に思ったんですか?」
警察さんは黙ってくれました。これホント疑問でした。別にピンサロ嬢と思われたのが失礼だったんじゃないんです。山内の言ったことを信じないのが失礼なんです。
もう警察さんは無視して診察です。
肋骨打撲てした。
しかし喋ると痛い、笑うと痛い。
…仕事出来ません…。
結局、4日も仕事を休んだ山内はもう虫の息です。
しゃーべーりーたーいー!!!!
今日から出勤!うきうきです@
しかし3時間が経過してまだ…一組しかお客様がきてません…ラウンド的に山内はつきません…。
鬱になりそうです…。
躁病な気がしてきました。
そんな山内は先日、交通事故にあいました。
久しぶりに気絶して、遠くから「今救急車呼ぶから!」という声がします。
覚醒しかけてはいますが声が出ません。体が動きません。山内には言わなければならないことがあったのです。
「ちょ、目の前病院で救急もやってんだから救急車呼ぶ意味がわからん!」
救急車来ちゃいました…。
しかし隊員の人冷たいんです。確かに山内は歩けますが、かなりよろけてるんだから荷物持ってくれてもいいじゃないですか!腕貸してくれてもいいじゃないですか!
…大人だからなにもいわず、診察待ちの椅子に横になってました。
痛いし息がしづらいしあぁもう辛い…のに、警察さんが色々聞いてきます。
それはいいんです、答えられるくらいのぼんやりでしたから。
「仕事はなにしてるの?」
「キャバです」
「キャバ?ピンサロとかじゃなくて?」
ここで山内は完全に覚醒しました。
キャバって言ってるのになんでピンサロだと思うんだろう…別に職業差別でなく、スイッチが入りました。
「キャバって言いましたよね、なんでピンサロだと思うんですか?あたしピンサロ嬢に見えました?顔ですか?いえ決してピンサロを見下してるんでなく、なんでそう思ったのかと。年ですか?26歳がキャバやってるの変ですか?で、なんで疑問に思ったんですか?」
警察さんは黙ってくれました。これホント疑問でした。別にピンサロ嬢と思われたのが失礼だったんじゃないんです。山内の言ったことを信じないのが失礼なんです。
もう警察さんは無視して診察です。
肋骨打撲てした。
しかし喋ると痛い、笑うと痛い。
…仕事出来ません…。
結局、4日も仕事を休んだ山内はもう虫の息です。
しゃーべーりーたーいー!!!!
今日から出勤!うきうきです@
しかし3時間が経過してまだ…一組しかお客様がきてません…ラウンド的に山内はつきません…。
鬱になりそうです…。
山内のフィクションです@
席に着くのがスタートでない限り、今までお席ではどんな話題だったか、当然わからないものです。
しかしお席に着くそのとき、タイミングよく「ミスターマリック」という単語が聞こえました。
これは話題に入れる!!
山内は意気揚々とお席に着きました。ちょうどマンツーになる状況だったのですが、山内の隣のお客様はその話題にあまり興味がなさそう…。
どうしようか…。つーかあたしもミスターマリックの話知らないし…。
とりあえず話題ふってみよう。
「ミスターマリックか…奴とは昔会ったよ…懐かしいなぁ…」
「え、マジ?」
「あたしは昔…あまり恵まれない子だったの…その日もひとりで池のそばでザリガニ茹でてたの」
嘘ですがね。めっちゃ愛されてましたよ。ザリガニは茹でてましたがね。
「誰も来ない池近くの草をかきわける音がしてね、現れたのが明らかに不審なオッサンだった。あとで奴がミスターマリックって知ったけど」
なんかミスターマリックで違う話してた姫嬢達も、山内の話を聞き始めてました。お客様は、そんでそんで?って言ったけど明らかにネタなので顔が笑ってました。
「こんな所でなにをしてるんだい子猫ちゃんって言われてちょっとイラッとしたの」
「絶対言わねー!!」
「気持ち悪いんでどっか行ってくださいって言ったら、オッサンは悲しげに笑ってね…そうか、淋しい思いをしてるんだねって言うの?すんごい言葉が通じない人だったよ」
だんだんフィクションにノッてきてくれて、隣のお客様も笑ってくれてました。ラッキー@
「君に笑顔をあげるよって言って…ボールペンみたいなの取り出して…ワン・ツー・スリー、ポンッてそれの先から花が出たの」
「え、しょぼ!!」
「ホントしょぼいよ。だって周りには雑草に混じって花咲いてんだよ?奴が出したの造花よ?もうあたしが悲しくなって、どっか行けって言ったの。素直な気持ちをうまく表現出来ないんだね、だってさ。あたしめっちゃ素直だったのに!」
「宴会芸だなー!」
「あたしも思った!ウチのじいちゃんもそれ出来るし!そんで去り際にね、君の心に笑顔は咲いたねって…造花はもとから咲いてるから!そして演出なのかかっこいいと思ってるのか、サングラス外したの。そこはまぁ期待するじゃない?実はイケメン?みたいな」
「その目は!?」
「びっくり糸目」
さてお客様達は爆笑してくださいました。面白かったらお酒出すよって言ってたので、いただけることに。姫嬢とラッキーってアイコンタクト。
「お願いしまー…」
「そろそろお時間ですが、ご延長はいかがですか?」
…うーわー…すごいタイミング。なんか延長しないタイプのお客様に見えたし、お酒もあと一歩でもらえなかったし…
山内は火がつきました。
「なんだと!?これから奴との再会の話をするところだったのに…く、口惜しや!せめて!せめて聞いてって!」
「それ面白い?」
「知られざることを明かそうではないか!」
「んー…(なにやら二人で相談)じゃあ延長すっか」
まさか延長取れるとは思わず、かなり山内は喜びました。お酒もいただけました。
ちなみに知られざることとは、相変わらず恵まれない子だったあたしが奴と再会したとき、綺麗に奴のことを忘れてた山内に、「この顔を覚えてるだろう?」とサングラスを外した奴の目がパッチリ開いた二重になってたことでした。
「整形したんか!!」
いやーいいツッコミくれるお客様でした@
しかしフィクションすぎの会話でした@
しかしお席に着くそのとき、タイミングよく「ミスターマリック」という単語が聞こえました。
これは話題に入れる!!
山内は意気揚々とお席に着きました。ちょうどマンツーになる状況だったのですが、山内の隣のお客様はその話題にあまり興味がなさそう…。
どうしようか…。つーかあたしもミスターマリックの話知らないし…。
とりあえず話題ふってみよう。
「ミスターマリックか…奴とは昔会ったよ…懐かしいなぁ…」
「え、マジ?」
「あたしは昔…あまり恵まれない子だったの…その日もひとりで池のそばでザリガニ茹でてたの」
嘘ですがね。めっちゃ愛されてましたよ。ザリガニは茹でてましたがね。
「誰も来ない池近くの草をかきわける音がしてね、現れたのが明らかに不審なオッサンだった。あとで奴がミスターマリックって知ったけど」
なんかミスターマリックで違う話してた姫嬢達も、山内の話を聞き始めてました。お客様は、そんでそんで?って言ったけど明らかにネタなので顔が笑ってました。
「こんな所でなにをしてるんだい子猫ちゃんって言われてちょっとイラッとしたの」
「絶対言わねー!!」
「気持ち悪いんでどっか行ってくださいって言ったら、オッサンは悲しげに笑ってね…そうか、淋しい思いをしてるんだねって言うの?すんごい言葉が通じない人だったよ」
だんだんフィクションにノッてきてくれて、隣のお客様も笑ってくれてました。ラッキー@
「君に笑顔をあげるよって言って…ボールペンみたいなの取り出して…ワン・ツー・スリー、ポンッてそれの先から花が出たの」
「え、しょぼ!!」
「ホントしょぼいよ。だって周りには雑草に混じって花咲いてんだよ?奴が出したの造花よ?もうあたしが悲しくなって、どっか行けって言ったの。素直な気持ちをうまく表現出来ないんだね、だってさ。あたしめっちゃ素直だったのに!」
「宴会芸だなー!」
「あたしも思った!ウチのじいちゃんもそれ出来るし!そんで去り際にね、君の心に笑顔は咲いたねって…造花はもとから咲いてるから!そして演出なのかかっこいいと思ってるのか、サングラス外したの。そこはまぁ期待するじゃない?実はイケメン?みたいな」
「その目は!?」
「びっくり糸目」
さてお客様達は爆笑してくださいました。面白かったらお酒出すよって言ってたので、いただけることに。姫嬢とラッキーってアイコンタクト。
「お願いしまー…」
「そろそろお時間ですが、ご延長はいかがですか?」
…うーわー…すごいタイミング。なんか延長しないタイプのお客様に見えたし、お酒もあと一歩でもらえなかったし…
山内は火がつきました。
「なんだと!?これから奴との再会の話をするところだったのに…く、口惜しや!せめて!せめて聞いてって!」
「それ面白い?」
「知られざることを明かそうではないか!」
「んー…(なにやら二人で相談)じゃあ延長すっか」
まさか延長取れるとは思わず、かなり山内は喜びました。お酒もいただけました。
ちなみに知られざることとは、相変わらず恵まれない子だったあたしが奴と再会したとき、綺麗に奴のことを忘れてた山内に、「この顔を覚えてるだろう?」とサングラスを外した奴の目がパッチリ開いた二重になってたことでした。
「整形したんか!!」
いやーいいツッコミくれるお客様でした@
しかしフィクションすぎの会話でした@
山内は心が折れそうです@
昨日休みだった山内は、朝一で医者に行って、一睡もしてないせいか寝てしまいました。
受付のおねいさんが起こしてくれたんですが…寝惚けて…「はい!席つけます!」って…
待ち合い席いっぱいの中で言ってしまいました。酒飲んで潰れたときにいつも言う言葉がここで出るとは…職業病ってことで…。
家に帰って爆睡してテレビ見ながらネイルやって、綺麗にフレンチになって、やーだー女の子みたい@って思いながら納豆ご飯食べました。
そして山内は携帯をまったく放置してることに気づきました。明日きてくださるお客様からメールが!!しまった何時にくるとか必要なメールだったら大変だ!!と速攻開きます。
『好きです。結婚してください』
…明日のこととは関係なくてよかったです…。
しかし結婚かー。山内も適齢期だし、いくらこの仕事楽しいからって、親に孫の顔見せてやりたいなー。プロポーズされてるみたいだしなー。
ん?
お客様一回しか会ったことないですよね!?一緒にいた時間、二時間くらいですよね!?
お笑い担当の山内が苦しんだ、わりと無口な方でしたよね!?
今、似たように厄介なお客様を一人抱えている山内には精神的にキツイ。体重3キロ落ちました。
そうだ、ストレスっぽいから医者に相談しようと思ってたんです。ちょうど「体重に変化はありますか?」って医者が聞いたから「いきなりかなり落ちました」って言いますよそりゃ。
「そうですか、夜寝れてます?」
あれ…スルー…?
診察が終わって、一回も体重激減について聞かれませんでした。
あたしのメンタル治す気あるんだろうか@
受付のおねいさんが起こしてくれたんですが…寝惚けて…「はい!席つけます!」って…
待ち合い席いっぱいの中で言ってしまいました。酒飲んで潰れたときにいつも言う言葉がここで出るとは…職業病ってことで…。
家に帰って爆睡してテレビ見ながらネイルやって、綺麗にフレンチになって、やーだー女の子みたい@って思いながら納豆ご飯食べました。
そして山内は携帯をまったく放置してることに気づきました。明日きてくださるお客様からメールが!!しまった何時にくるとか必要なメールだったら大変だ!!と速攻開きます。
『好きです。結婚してください』
…明日のこととは関係なくてよかったです…。
しかし結婚かー。山内も適齢期だし、いくらこの仕事楽しいからって、親に孫の顔見せてやりたいなー。プロポーズされてるみたいだしなー。
ん?
お客様一回しか会ったことないですよね!?一緒にいた時間、二時間くらいですよね!?
お笑い担当の山内が苦しんだ、わりと無口な方でしたよね!?
今、似たように厄介なお客様を一人抱えている山内には精神的にキツイ。体重3キロ落ちました。
そうだ、ストレスっぽいから医者に相談しようと思ってたんです。ちょうど「体重に変化はありますか?」って医者が聞いたから「いきなりかなり落ちました」って言いますよそりゃ。
「そうですか、夜寝れてます?」
あれ…スルー…?
診察が終わって、一回も体重激減について聞かれませんでした。
あたしのメンタル治す気あるんだろうか@
