私とおにぃちゃんが出逢った場所は、とある小さなファミレスで。
初めての共同作業はゴミ捨てで。
私18歳、まだ②世間知らずなお子様だったし。
おにぃちゃん22歳、今の私より若かったんだなって思うと変な感じ。
出逢って間もなく、呼び方は「おにぃちゃん」が定着して。
バイト仲間でカラオケ行って。
その後、おにぃちゃんと2人で遊ぶようになって。
朝までドライブしてくれたり。
おにぃちゃんのお腹枕で寝かせてくれたり。
最初からおにぃちゃん大好きだった私だけど。
もっと②おにぃちゃんを好きになった。
大好きが積もるほど、苦しくなって。
一緒にいられなくなって。
1年間の空白を経て、またおにぃちゃんに逢うことが出来て。
それでも、私は相変わらずで。
「おにぃちゃんは彼氏サンじゃない。」
そう言い張りながら。
いつかサヨナラできるように強くならなきゃって、可愛くないコト言いながら。
おにぃちゃんに出逢って6年半。
やっぱり白黒つけずにグレーなままじゃいられなくて、センチメンタルさんに呑まれて。
大好きな気持ちは消えなかったから、こうなったら無理にでもおにぃちゃんとサヨナラしなきゃいけなくなる未来を選択しようと必死だった私。
おにぃちゃんの目に、そんな私はどう映っていたんでしょうか?
おにぃちゃんはグレーがベストだって言ってた。
そんなおにぃちゃんが、
「おにぃちゃんを選んでくれませんか」
って、私に手を差し伸べてくれたあの日。
すぐに答えられなかったのは、それを望んだのがおにぃちゃんではなく、私ばかりだったんじゃないかと思ったから。
あと。
この6年半、『いつか終わりにしなきゃいけない』と唱えながら歩いてきた私には、眩しすぎて見えなかったんだと思う。
今すぐといかないのは承知の上。
これから先にも、きっと困難が待ち受けてることも覚悟の上。
それは、誰かの涙の上に立つ代償。
それでもおにぃちゃんとなら頑張れる。
おにぃちゃんが一緒にいてくれたら、私は強くあることができる。
2011年10月1日。
私にとって、とても特別な日。
おにぃちゃんを彼氏サンと呼べた日。
あの日から、スーパーセンチメンタルさんは影を潜め。
私は何年かぶりに、私らしくゆったりと、たまに小さなセンチメンタルさん(こいつは私の人生に必要な要素デスのでご心配なさらず)と戯れながら。
1ヶ月経った今もおにぃちゃんの手を握って離しません(´ω`*){そりゃもう、がっちりデス。笑
おにぃちゃん、いっぱい②ありがとう。
m(uωu)m