マドリー、アデバヨールの買取はしない？

イグアイン復帰と新システムの影響

レアル・マドリーは、マンチェスター・シティからＦＷエマヌエル・アデバヨールを半年間レンタル獲得する際に、１６００万ユーロで完全移籍で獲得できるオプションを付けていたが、それを行使しないつもりのようだ。

今冬の移籍市場で獲得したアデバヨールだが、これまで公式戦１７試合出場で５得点と、助っ人選手としては振るわない成績。

ジョゼ・モウリーニョ監督やフロレンティーノ・ペレス会長を納得させることはできていない。

１月の時点では、ＦＷゴンサロ・イグアインが腰痛で戦列を離れており、ＭＦカカーなどもコンディション不良で試合に出場できる状態ではなかった。

そのため、マドリーはアデバヨール獲得に踏み切った。

しかし、イグアインの早期復帰やカカーの復調もあり、シーズン終盤に前線の戦力は充実している。

さらには、ＭＦメスト・エジル、ＦＷクリスティアーノ・ロナウド、ＭＦアンヘル・ディ・マリアを前線に起用する「０トップ」システムをモウリーニョ監督が採用したため、アデバヨールの存在価値は薄れているのが現状だ。

既存選手の復帰と、新システムの開発がアデバヨールのマドリーでの居場所をなくしてしまった。

同選手は、今季終了時にレンタル元のシティに復帰することが濃厚との見方が強まっている。

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えっ…そんな事言われてもシティにも居場所ない気が…

サンタクルス、ベラミー、ブリッジもそうなんだけどローン終わったらどうすんだろ？