迷走する12サイン~スピ系占星術の虚構崇拝~ -9ページ目

迷走する12サイン~スピ系占星術の虚構崇拝~

スピリチュアル占い師の欺瞞に流されるな
不定期更新

最近、「風の時代」という言葉をよく見受けられるが、実際は占星術にあまり詳しくない人たちが言っていることも多く言葉だけがひとり歩きしているような印象を受ける。
占星術の知識を利用してスピリチュアル的な歪め方をしたり、そもそもが間違いであったり・・・。色々混同されることも多い。
詳しい人は恐らく理解している思うがここで一度おさらいしておこう。




風の時代の定義と混同されやすい「時代」

①(正解)2020年12月22日の木星と土星の大接近(グレート・コンジャンクション)。

②魚座から水瓶座へ春分点の移動(水瓶座の時代)。

③山羊座から水瓶座への冥王星の移動(冥王星水瓶座時代)。



2020年12月22日から何年も立っているのに、未だに「風の時代、風の時代・・・」と壊れたおもちゃのように繰り返している人が散見されるが、実際に風の時代への切り替わりと言えるのは「2020年12月22日の木星と土星の大接近(グレート・コンジャンクション)」だけである。
これ以降に「風の時代の到来!」「風の時代の本格化」と言っている人がいるならばビジネス目的のデマである可能性が高い。(例えば、冥王星が水瓶座に入ったことを「風の時代」とこじつける人がいるが区別はつけるべきだと思う)


そして、エレメントである「風・空気」が「目に見えないものである」ことをいいことにスピリチュアルと結びつけようとする人たちがいる。
例えば、「直感・精神的な価値を重視する・個性、個人主義」だったり「心の豊かさ経験」など・・・。

このブログをよく見ている人は分かると思うがこれは間違いで、「直感が大事で精神的な価値を重視する」というのは火のエレメントで、「心の豊かさ」は水のエレメントで「経験」は地のエレメントである。

正しくは風のエレメントは基本的に「思考・言葉・情報・共有」などと関連している。

これらの情報を抑えておけば、基本的にあまり詳しくない人が言ったデマであると判別できる。
しかしある程度有名とされる占い師でもスピリチュアルとこじつけて似たようなことを言っていることもあるので、まともな占星術師かスピリチュアル系占星術師であるかは確かめておいた方がいい。

風の時代は良くも悪くも拡散されやすい時代だ。つまり真実も広がりやすければデマも広がりやすい時代である。
彼らにとって都合のいい解釈をばらまき利用するというのも十分あり得る。
詳しい人たちが根気強く正していくことも大事だが、情報に飲まれないために各々が自発的に元の情報を辿って判断する「判断力」も大事な時代である。

 

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