迷走する12サイン~スピ系占星術の虚構崇拝~

迷走する12サイン~スピ系占星術の虚構崇拝~

スピリチュアル占い師の欺瞞に流されるな

 

西洋占星術は学問だという人がいる。
だが自分から見たら「おかしい」としか思わない。
体系そのものを無視する占い師が多すぎるからである。
そしてそれが最も分かりやすいのが「12サイン」なのである。

 

 

 



まず学問とは「一定の理論に基づいて体系化された知識や方法」を表すのだが、惑星やアスペクトなどは「象意=公理」となるのだろう。個人的には、象意をブレさせない為の「法則(ルール)」があればいいのにとは思う。
 

だが特に分かりやすいのは「12サイン」である。明らかに体系も理論も無視された無秩序状態である。
「12サイン」を直接定義しているのは「守護星」ではない。もしそうであれば、「区分」は存在しない。
そして「区分」には法則性があるので「ある一定の正しい答え」というものも存在していることになる。(ここが「12サイン」の良いところ)
どちらを優先すべきかは明確だ。
だがこのような優れた「基準」を持ちながらも、ほとんどの占い師はそれを無視している。

このような「基準」を無視すれば、偏見まみれの妄想解釈が蔓延する。そしてこれが今の占い界隈である。

これは推測だが、占い師にスピリチュアル好きが多いのも要因だと思う。
スピリチュアルは「主体性」を重視するので「私が思ったことが一番」となりやはりこの層も滅茶苦茶な偏見や妄想をばら撒いてしまう。
「みんながみんなOK」というわけでもなく(これもフワスピがよく言う。フワスピは一貫性が無く矛盾しがち)、「12サイン」には「区分」というれっきとした定義があるので
これに従わないものは間違いである。

第一ちゃんとした占い師は「占い」と「スピリチュアル」を混同しない。

天秤座が優柔不断だの周りに合わせすぎるだの「区分」から考えたら明らかにおかしい解釈がまかり通るのも、やはり「定義」を無視するからで
ある。「どう解釈してもOK」みたいな風潮は大変よろしくない。

一応、西洋占星術はある程度(正直すこし甘い気がするが)体系化されているのでそれなりに「正しい/正しくない解釈」というものはある。
その「基準」を無視する占い師に「西洋占星術は学問だ」などと言う資格などないのである。

 

 

 

 

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