1週休みがあり、2週間振りのレッスンです。
ヤマハ グレード試験6級に向けて延々と繰り替えされる課題曲。
これが通常のレッスンだったらテキストが何ページ進んでいたことか・・・。
先生:
いつもなら最初にスケールやるけど、大丈夫かな?
Horiver:
はい、問題ないです。
先生:
よし。じゃあ、省略して腹筋を使ったブレストレーニングだ。
Horiver:
・・・はい。(あれ?そういう意味で言ったつもりじゃないけど・・・)
ブレストレーニングは60秒やるのですが、今回は30秒で中断。
先生:
口が開いてる!それは楽に音が出る方法だから腹筋に負荷がかからない。
アンブシュアはいつもの通りでやらないと意味がないぞ。
・・・準備体操はこれくらいで、課題曲1行こうか。
課題曲1演奏中♪
先生:
・・・へえ、なかなかやるねえ。
最後のとこ、一番難しいフレーズ、力んで体が動いている。
難しい所こそ脱力して指を滑らかに動くようにするんだ。
確かに難しいところだから、意識が強くなって力みやすいけどね。
上出来だ。次は課題曲2に行こうか。
課題曲2演奏中♪
先生:
・・・ふむふむ、いいねえ。
まだインテンポではないにせよ、上達してるよ。
16分音符のスタッカートが、タンギングと運指が不一致でもつれている箇所がある。
こういったときは、タンギングに運指をあわせるようにすると良い。
こちらも最後の難所16分音のスタッカートとスラーの複合系、分割練習を仕方を変えてみるといいかもね。拍毎に分解するより効果があるぞ。
・・・不完全ではあるけど、上出来、上出来。
今日は2曲の予定だったが、課題曲3も聞きたくなったぞ。
Horiver:
課題曲は3はテンポ92に対して、まだ60くらいでしか出来ませんよ?
先生:
構わないよ。やってみて。
課題曲3演奏中♪
先生:
うん、悪くない。丁寧な演奏だ。
注文を付けるとすれば、この曲はModeratoなわけだ。
課題曲1や2と違って短調で綺麗なメロディーを主張しているわけだ。
4分音符や付点4分音符の音はぶつっと切れると汚く聞こえてしまう。
なので、無音にならないように余韻を残すような感じで吹くと綺麗に聞こえる。
そんなこんなで、今回は珍しく高評価を頂きました。
実はあんまり練習してなかったのですが・・・。
なんとなくゴールは見えてきましたが、問題は時間が間に合うかです。
受験人数少なければ、県外などで試験することになり、日程もずれるそうです。
遅いほうが有利ではありますが、現時点ではなにもわからない状態です。
レッスンとは別に先生との雑談で、コードの勉強をしていると話をしました。
例えばベースとにピアノがどういった関係でコードの音を選択するのかがわからないという相談をしたところ、テンションや転回系の使い方を教えてもらいました。
嗚呼、だからコード以外の音を使っても不協和音にならないのかと、目から鱗。
内容が難しいので、私の能力では文章による表現が出来ません・・・。
先生は音楽は言語だと言っていました。「セオリー通りのコード進行は、文法に則った会話だけど、文法も無視しても通じることが多数あるだろう?それと同じで、会話として成立する範囲でのコード進行はなんでもありなんだ」
・・・今日一番勉強になりました。
レッスン後、リペアマンがいたのでその方とも雑談。
パウダーペーパーの効果的な使い方を教わりました。
ずっとフルートを吹いているとタンポが水分を吸ってキーのレスポンスが落ちてきます。
(いわゆる、ネチネチタイムとか、ペタペタタイム。木管奏者にしか伝わらない表現)
なので、クリーニングペーパーで水分を取ってから、パウダーペーパーでタンポの過度な密着を抑制するのですが、その後にもう一度クリーニングペーパーを使って余計な粉を落としたが法がいいそうです。
そんなの取説にも書いてなかったよ!
パウダーペーパー使っても、改善しないなあと思うことが多々あったのですが、
心当たりがありすぎてありすぎて・・・。
メンテナンス方法、一度見直してみることをお勧めします。