英霊達に涙を流す | 数楽と音学と音楽

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

フルート関係ありません。
同人誌ネタです。
私もやっていた(過去形)ブラウザゲーム艦隊これくしょん。
要は戦艦を女性へ擬人化させて敵と戦うというゲームです。
いわゆる萌えキャラゲーかと思われます。
これがなかなかの人気でして、アニメ化、映画化決定。
果ては海上自衛隊がゲーム音楽を演奏するという悪乗りまでさせてしまうくらいの人気です。

ここまで人気になった理由は、萌えキャラゲーの背景にある実際の第二次世界大戦をモチーフにしているからだと思います。
史実に対してそれなりに準じており、本来なら9割が沈没してなくなる喪失をゲームを通して防ぐことが出来ること。つまり、史実では日本は戦争に負けてしまったけど、日本が負けなかったらこんなにも命と戦艦を喪失することが防げたという体験が出来るからだと思われます。
(そう思うのは私だけ?)

で、歴史の教科書では一切出てこない史実のちょっと面白いネタ、悲しい話を調べて同人誌にして販売する人が出てきました。
数値では戦艦長門沈没、何百人死亡と一言で書かれていても、その一人ひとりには人生があり、家族があり、友人がおり、恋人がいるという物語があります。
そういった本当の歴史にあったことを、ゲームと同人誌を通して知ることが出来ます。



笑いネタから、人間を超えた才能を発揮した司令官やパイロット、己の命を賭けても国を守ろうとした人たち。このようなことを垣間見ることが出来ます。
戦艦が爆撃を受けて負傷者を手当てするために、自らの危険を顧みず助けに行ったりする記事などを読むと不思議と涙が溢れてきてしまいます。
日本のために戦い、命を散らした英霊達があったからこそ、日本は豊かな、そして平和な国になったのです。

日本人でよかった。英霊達へ敬礼!


しかし、日本万歳と一方的に褒め称えるだけではく、旧海軍の暗部も取り上げられています。
この作品では、回天について出てきます。
そう、最悪兵器といわれた人間魚雷です。
敵の艦に高い精度でぶつけるために、魚雷に人間が乗り操縦するのです。
操縦者は必ず死ぬ・・・人間をもの扱いした戦争末期に生まれた兵器です。


戦争なんてない方がいいに決まっています。
ですが、また世界は戦争へと進みそうで本当に悲しいことです。

くよくよしてた感情が、しっかりしなきゃと思いました。

落ち込んでる時に読むと、気合がはいります。

よし、フルートの練習だ!(ぇ