フルートレッスン 3月2回目 | 数楽と音学と音楽

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

色々あって、久々のレッスンです。

ちなみに3月1回目の内容は一言で言うと『脱力』です。
指、肩など力みすぎ、無理やり息で音を出すとピッチも安定しない、音もはずしやすい、直ぐ息がなくなるなど良いことが全くないので、力まずに吹くということでした。

で、今回の内容。

十二音技法について。
主にシェーンベルクが確立させた調性(長調・短調)を持たない音楽のことで、無調音楽といいます。
特徴的として鍵盤の1オクターブに存在する十二音(白鍵・黒鍵)の音を均等に使います。何故このような手法をとったかというと歴史的な背景が関係するのですが、キーワードとして第1次世界大戦の世界不安、科学技術の発展がありますが、その辺は音楽史でも紐解いてください。(投げやり)

音楽を芸術から数学のような緻密な理論の元に構築する学術へと昇華させるべく考案されたいわれています。この理論的に音楽をつくる方法として十二音技法がつくられました。
簡単に言うと音を重複させないでフレーズをつくっていき、上下反転、左右反転などを組み合わせていき音楽をつくっていきます。詳しくは動画でも探してください。(投げハンマー)

この無調音楽から影響を受けた作曲家が、春の祭典で有名なストラヴィンスキー、変拍子曲を多用したバルトークらです。ヨーロッパ音楽が中央から民族音楽を取り入れたことも知識として知っておきたいところです。

さらに音楽は発展して、第2次世界大戦後ピエール・ブーレーズやジョン・ケイジらがトータル・セリエル(総音列技法)を展開していきます。が、紙面がいくらあっても足りないので自分で調べて研究してください。(背負い投げ)



Horiver:
・・・というのを最近、知ったのです。

先生:
へえ、知らんかった。作曲科とかじゃない限り音楽史は触りしかやらないからなあ。理論よりも技術を学ぶの殆どだったよ。ひたすら練習だったよ。家でひたすら同じフレーズを壊れたレコードのように練習してたら父親が切れた。w

Horiver:
いい加減、先へ進めと。w


ということがレッスンの後にあったりなかったり。



あれ?なにか忘れているような・・・・・・。