電王戦 第5局 三浦弘行 八段 vs GPS将棋 | 数楽と音学と音楽

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音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

人間とコンピューター将棋の最終局です。
ここで人間が勝つと2勝2敗1分と団体戦引き分けになります。
なので、ここは是非とも人間側が勝ちたいところです。
三浦八段は将棋のリーグ戦であるA級に12年在籍というトップクラスしか在籍出来ない実力者です。
A級は10人しか在籍出来ないので、将棋会トップ10と同義です。
正確にはA級リーグの上に名人がいるのでトップ11ですけど。




現局面はこんな感じ。
先手が三浦八段。後手がGPS将棋。
このGPS将棋は東大のゲームプログラムサークルが開発したソフトです。
クラスタ型で約680台と繋がっています。
コンピューター将棋選手権第1位ということで、大将戦に相応しい組み合わせです。

矢倉模様から後手から攻める展開になっています。
先手は後手の攻めを潰すために、守りを犠牲にして上へ向けて圧力をかけている状況です。
入玉の狙いを含んでいて、ここが正念場ではないでしょうか。(14:42現在)
先手が圧迫できれば勝ち。出来なければ空中分解して負け。
さあ、どうなるやら。目が離せません。