将棋観 | 数楽と音学と音楽

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。


思うことをだらだら書きます。
なので、興味のない方は読み飛ばしてください。

きっと電王戦で公式戦にてプロが初めて負けたことが多少影響してるかもしれません。その辺の記事についてはまた別の機会で。
今なら各メディアが報道してますので、そちらを参照に。

最近、またネット将棋を再開しました。
今まではコンピューター将棋ばかりしてました。

で、最近の戦法変遷。
(半年くらい)

三間飛車(石田流)で勝ちを重ねる。
しかし、完璧に受けられて勝率伸び悩む。

次にゴキゲン中飛車や穴熊に切り替え勝ちを重ねる。
攻めを潰されて、また伸び悩む。

何を思ったか初心者が最初に覚える棒銀を勉強する。
ある程度の下位棋力には有効だが上級者には歯がたたなくなる。

将棋の王道の矢倉戦法を指し始める。
嵌ると快勝しまくる。
でも、やっぱり有段者にはかなわない。

今現在、矢倉を主軸にして隙あれば穴熊に囲って防御の硬さでものを言わせて一気に攻め切る。

ひとつひとつの戦法は有力ではあるのですが、どうもあるレベルまでいくと伸び悩みます。で、戦法を切り替えるとうまく場合が多いです。

おそらく今までの失敗(敗戦)でなにか戦い方のエッセンスをみつけて、それを次の戦法にいかしているのかなあと勝手に思っています。

戦法はじゃんけんみたいな関係があったりします。
ただし、レベルがあって、レベル1のグーよりレベル5のチョキが勝つこともあります。あとは三すくみとは限りませんけど。
ただ、最強の戦法というのはありません。
この戦法に相性が良い悪いがあります。
将棋界最強の羽生三冠が得意戦法を持たないことがそれを示しています。

色々書籍を読んだりしてますが、やはり実践で切る切られるかのギリギリの戦いをしないと経験値はあがりませんね。

将棋は色々な戦法を覚えることで戦い方の幅が広がりますが、
技術系の仕事もそうなのかなと思っています。
私の場合は、一つのテーマでずっとやってこれなかったというのがありますが。どうせ、私の思考は少数派なので気にはしませんけどね。

そんなことをなんとなく書きたくなったので、書き殴りました。