あの地震から2年 | 数楽と音学と音楽

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

人間は自然に生かされている。
驕るな人間よ。

そんな言葉が聞こえてきます。

私も当時仙台に住んでいたので、被災した身ではありますが、幸い壁に穴が開いたくらいで無事でした。
その後、1ヶ月会社の泥掃きしたり、街中をあるいてみました。
日常では決して見ることはない、破壊の爪痕。
映像では決して感じることは出来ないもの。
それは臭い。
あの臭いは忘れられない。
潮の香り、海中のヘドロ、石油製品の焦げた臭い・・・。
不快で、悲しくて、でもなにも出来ない。ただ立っているだけ。

生きているだけで幸せなんだと思わないといけない。
健康であることがなんて素晴らしいことなのかを実感しないといけない。

怠惰な日常を繰り返すのではなく、前に進まないと。
昨日より少しでも、ほんの少しでも。

そんなことを11日思いました。