全国70億のフルートファンのみなさまこんにちは。
今日もレッスンの覚書です。
ちなみに70億って世界人口超えてるやんと思った方。あなたは世界情勢に詳しい博識者ですね。
いきなり脱線してますが、平常運転なので気にしない。
・胸式腹式呼吸を身につけよう
胸式なのか腹式なのかどっちやねんという突込みがありそうですが、両方です。
基本はフルートに限らず腹式呼吸なのですが、フルートは胸式も使うというちょっと変わった呼吸法も使います。メリットは息継ぎする音がなくなることです。これにより、より美しい表現をすることが出来ます。フレーズの間で「すうっ」という息を吸う音が聞こえるのはフルートとしては見苦しいとされます。さて、やりかた。横隔膜だけではなく、肋骨周辺も息を出す時に、膨らむような感じです。(うまく説明できない)
息を吐いた瞬間、その反動で息が入ってくるというイメージです。
そのためには、体内の息を全て吐く必要があるのはわかりますよね?
そういうことです。(難しくて、これ以上の説明放棄)
・異名同音になれよう
つまり、ラ♯はシ♭です。これを変換せずに瞬間的に把握できるようになりましょうということ。
フルートは2オクターブ以上の運指が規則性がないものになります。
それまでは、順に指を開けたり塞いだりすればいいのですが、テンポが早くなってくると悠長に脳内変換している暇はありません。
・ド、レ、ミのつなぎになれよう
これフルート吹きにしかわからないのですが、オクターブのドからレの運指が大きく変化するところなのです。ほぼ全穴明けから、全穴塞ぎなので音が綺麗につながりにくいのです。ドとレでトリルやれとかいわれたら、泣きます。全米も泣きます。
同じく、オクターブのレとミも指がかわってつなぎにくいのです。
この3つを、隣通しの音でタンギングしないで指だけで音を変える練習をします。
最初は1拍でだんだん、8分、3連符とやっていきます。3連符が地味に難しかったりします。
・2オクターブ目の運指を覚えよう
とりあえず半音ずつ、ソまでやりました。
安定した音を出すためには唇に神経を集中させるために、運指は考えなくても出来るようにしてきましょう。
・オクターブの音の出し方、「トゥ」ではなく「ト」にすると出易いよ。
・自由曲 枯葉
あなたはサックス経験者なので、楽譜は簡単過ぎてつまらないでしょうから、次回のレッスンまでにカッコいいアレンジしてきてね。幾つかのテクニックは教えるから。
これが今回最大の難所。というかね、これ初心者コースですよね?確かにね、譜面は基本4分音符と2部音符で、1箇所だけ2拍3連があるくらいの退屈極まりないのですが、それを完璧に吹けるかはまた別問題だったりします。まあ、それだけポテンシャルがあると見込んでくれたのだろうと思うことにします。
・その他
フルートのチューニングはA(ラ)。
フルートはC管なのですが、ここではクラシック準拠らしいです。
ちなみに吹奏楽亜はB♭が基本です。これは移調楽器がたくさんあるからです。
ではクラッシクは何故Aなのか?
話はかわり、音叉の音って何かご存知でしょうか?
はい、そうです。
Aです。
この音がもっとも安定しているそうなのです。
詳しい話は割愛しますが、ちょっとしたトリビアです。
あと最近の音大では絶対音感を重要視しない方向になりつつあるそうです。
というのも、メリットよりもデメリットの影響を気にしているそうです。
(詳細は省きます、私も正しく理解できていないので)
なので、子供に音楽をやらせる際、絶対音感は必須ではないということです。
最後に、先生の使っているフルート。
多分、ヤマハのイデアルだと思うなあ。
それだと、最低でも250万なんだよなあ・・・。
ホント、目の前で聞いていると良い音なんだよなあ。
最後の最後に、先生はクラッシク畑出身ですが、好きなのはバロックとのこと。
うへえ、バッハとかやりたくねえ。w
絶対、超スパルタ教育されるやん。
とか、思いながら今日のレッスン内容を記録してみました。