酒と音楽と | 数楽と音学と音楽

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

とあるハーピストさんから「うちでバーベキューしない?」の一言から宴会が行われました。
対象は、いつもの演奏メンバとその家族たち。
家族らの理解と協力があってこそ、このバンドはなりたっている面もありますからね。
手ぶらで行くのもなんなので、割と良いカードを2枚切ってみました。
ホントは1枚のつもりだったのですが、なんとなく比較的珍しいワインももって行きました。
決して、ワインセラーを引越しの際に廃棄して、冷蔵庫に入れていたのが邪魔だった訳ではありません。
こういうワインは、ここぞという時に使うべきだと思ったからです。
保存状態は大丈夫だったみたいで、飲める味でした。

もう1枚のカードは、ピグ会話の際に出てきたもので、ブルジョワとか言われたので、
「むしゃくしゃしてやった、いまは反省している」的なのりで用意しました。
というかね、家買う方がブルジョアやんと、心の中で呟いたのはここだけの話。
(だだ漏れですが)
メロンなんて高くても100万なんですから。(初競りの特上クラス)

この段階で既に嘘を3つ仕込んであるので、あまり信用しないようにすることをお勧めします。


宴は夜からということなので夕方につくように移動しました。
みんな揃うまではまったりと楽器を吹いたり雑談したり、酒を飲んだりととてもゆったりした時間を過ごしました。揃ってからは、やはりバンドらしく脈絡もなく音楽が始まります。打ち合わせなんてない、フリーダム過ぎる展開。まあ、いつもの風景だったりしますが、さらに磨きがかかってましたね。お酒の効果もあったと思います。

ひとしきり楽しんだあと、シェフ部長がお手製ベーコンを素材としてメインディッシュたちの作り上げていきます。画像は、その途中の様子。

kooking

料理とお酒に舌鼓を打ちながら、会社の話から政治的な話、そしてやっぱり音楽の話と多岐にわたる話題を展開していました。決して、酔っているからその場で思いついたことを言っているわけではありませんよ?

途中で人妻を口説いてる人がいるとかいないとか、そういった目撃情報もありました。

食後もやはり脈絡もなく音楽を始めたりします。
そのついでに中型ハープを触らせてもらったのですが・・・むずい!の一言。
単音ならまだ出来ますが、ピアノみたいに主旋律、副旋律をやれていわれても無理。
スタジオでやっているときに、こんな凄いことをやっていたのかと感服しました。
あと、聴いても癒されますが、自分で弾いていても癒されるという、ちょっと今までにない経験でした。弦を直接弾くことでこんなに心地良い音が出るんですね。

いつもサックスですが、一般住宅ということもあり音量的には厳しいと思われ、今回はまだまだ未熟な横笛(フルート)を持っていきました。結果は当然のようにぼろぼ丸ボーロでしたけど。

ハーピストさんと楽器を交換してフルートを吹いてもらいましたが、
「わたし、いきものは駄目なの」という名言を残されました。
生き物?・・・ああ、息物(吹奏楽器)かと3秒くらい本気で悩みました。

そんなこんなで、時間はあっという間に過ぎ、解散の時間になりました。
私は遠い遠い栃木県という海のない県なので(関係ないですが)、お泊りさせて頂くことに。

パーピストさんの旦那さんはお子さんを寝かせに行ってしまったので、2人でなにしていたかというと、お互いに好きな曲についての音楽的解釈について真面目議論してました。
既にハーピストさんが投稿している
Black is the colourです。
楽譜にある編曲者の意図、そして演奏者の解釈、歌詞の意味について多分1時間近く話していたと思います。この曲は3番まであるのですが、私だったら3パターンで技巧的にやるかなあという主張に対し、ハーピストさんは3番の歌詞の意味はこれこれなので、こうするべきなんだと思うのです!とか、どこの音大生の会話だよとか思いながら酔っ払い2人が議論してました。
そうか、この曲の思いはこんなに本気なんだと、その意気込みに圧倒されました。
この辺の曲の解釈については、ちょっと思うところがあるので、別記事で考察してみたいと思っています。(そのまま忘れてしまう可能性もありますが)

そんなこんなで、とっても楽しい1日でした。
また、こんなイベントがやれるといいなあと思いました。
次回は、何を用意したらいいだろうか・・・マスクメロン?(ぇ






ちなみに、観察者としてみた場合、なかなか駆け引きが面白かったです。
・・・と、ちょっとだけ意味深な発言をしてみるのでした。
(主語はなにかを言わないのが麹。もとい味噌)