元市議の吉田雄人氏の当選確実が出たようです。(2009/6/28 カナロコ )

結局出口調査の結果通りだった模様。

元々吉田氏は選挙に強いらしく市議時代の2回の選挙は共にトップ当選だったそうですが、それを考慮しても現職蒲谷亮一氏は選挙では最も強いと言われている首長2期目、その上地元で人気絶大と思われている小泉一家の支援を受け、事務所開所式にも小泉進次郎氏が駆け付けた(2009/05/20 カナロコ )にも関わらずの敗戦でした。


もはや横須賀でも小泉ブランドは地に落ちたということでしょうか?

週刊誌等の当落予想では小泉進次郎氏の当選は濃厚となっておりますが、それほどの勢いはないのかも?


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選挙がらみでもうひとつ。

読売新聞に静岡県知事選の情勢調査が出ておりました。

『静岡知事選、川勝氏と坂本氏が横一線…読売新聞社情勢調査』(2009/06/28 読売新聞

民主分裂選挙にも関わらず、川勝平太氏の一歩…とまでは言えませんね、0.1歩ぐらいリードのようです。

民主分裂に加え、対抗の坂本由紀子氏はつい先日まで現職参議院議員だったということで通常であれば坂本氏圧勝でもおかしくないところですが、現時点ではそうはいかないようです。


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(追加)

静岡県知事選、朝日新聞も情勢調査が出ておりました。
『坂本・川勝氏競る 静岡知事選情勢調査』(2009/06/28 朝日新聞

こちらは、坂本由紀子氏リードの調査結果のようです。


読売の結果では誤差の範囲内で川勝氏、朝日の結果では誤差の範囲内で坂本氏。

ただし、読売調査の川勝・坂本両氏の差より朝日調査の坂本・川勝両氏の差の方が大きいと読みました。


さて、私が密かに注目している横須賀市長選です。

まだ開票結果は出ておりませんが、神奈川新聞の出口調査によると元市議吉田氏がややリード、現職蒲谷氏がそれに続くという状況のようです。(2009/06/28 カナロコ


結果が出るのが楽しみです。


新聞には接戦って書いてありますが、この書き方は吉田氏ややリードと読むべきですよね。

報道ではほとんど話題にも上っておりませんが、今日は横須賀市長選挙の投票日です。

現職の蒲谷亮一氏には、市議・県議、労組の一部などから支援を受けており、さらに小泉純一郎元総理の全面バックアップを受けているそうです。

こうなると一見現職圧勝が当然のように思われるわけですが、一部報道によると市議の吉田雄人氏と弁護士の呉東正彦氏の三つ巴ということらしいのです。(2009/06/23 日刊ゲンダイ


記事の真偽は不明ですが、小泉氏の影響力を見極める上で興味を持って見ております。

東劇場、橋下劇場の陰でひっそりと参議院で議論されている法案があります。

臓器移植法改正案です。


人の命に関わることなので、もう少し報道されてもいいものを目立ちたがり屋の知事さんたちのおかげで完全に陰に隠れてしまいました。


既に衆議院を通過したA案に対し、野党を中心とした対案が提出されております。

A案の年齢制限の撤廃をふまえ

1.内閣府に臨時調査会を設置(子どもの脳死判定基準などを検討するため)

2.「脳死は人の死」を臓器提供のケースに限ることを明記する。

の2点がポイントです。


対案を全文見ているわけではないのですが、2.については、おそらく現行法を維持ということだと思われますから現場での混乱は小さくなるでしょう。


問題は1.の方で脳死判定基準を検討している間は、15歳未満の移植は行われないということで賛否が分かれるところです。


私個人としては、子供に限らず脳死判定基準は数年毎にUPDATEすべきだと考えております。

現行法においてなんといっても理解できないのが、

第6条2項の

「脳幹を含む全脳の機能が不可逆的に停止するに至った」

の文言です。

「不可逆的」の科学的根拠は?

いつも疑問に思っております。


もし、「不可逆的」であることが科学的に証明できているならば、脳死が人の死か否かの議論にならないでしょうから「統計的に」「不可逆」という意味なのではないでしょうか?


そうであれば、現在の判定基準が適切であるか否かの見直しは常にしていくべきであると思っておりますが、現実は1985年のいわゆる「竹内基準」を未だに使い続けているようで、見直したという話は聞きません。


私自身の勝手な案ですが、1.については、

a.臨時調査会のようなものを数年毎に設置し子供の脳死判定に限らず全体の脳死判定基準を更新していく。

b.初回の調査会設置を移植法改正案通過後直ちに行う。

c.改正法施行後、調査会の結論が出るまでは現行の竹内基準で15歳未満の判定も行う。


行政・立法の知識がありませんので、おかしなことを言っているかもしれません。

A案、対案両方を最大限尊重したつもりですが日程的にも内容的にも難しいでしょうか?

衆議院の解散が間際に迫り、投票日は8月2日または9日を軸に進んでいると今日のスポーツ報知 などにも報じられております。


とにかく時間がありません。

折角方向が決まったのですから、なんとか廃案になる前にまとまることを望みます。


地方分権選挙?

抵抗勢力?


小泉劇場そのまんまのサルまね東劇場。


ずいぶん我々も馬鹿にされたものです。

地方分権の一点だけで選挙?


4年前も同じこと言ってましたね。

郵政民営化すればすべて良くなるって。


今度は地方分権すればすべて良くなる?

どれだけ幼稚な国家観なの?


二度とあんなくだらない選挙されてたまるか!

という思いです。


マスコミも成長してくれ。



また今日も血圧が140オーバー。

若いのに…。


(…中身がないなあ。)