見てはいないと思いますが。
一日で事が成らなかったと逃げないで、一日でも早く成せるように汗をかいてください。
ここまで、このブログでは敢えて普天間については取り上げてまいりませんでした。
理由は色々あったわけですが、この普天間問題は表の問題だけではなく裏で色々画策する連中がおり、その思惑に乗るのが嫌だったというのも一つの理由。
この問題に真剣に取り組んできた沖縄の方々には気の毒ですが、普天間は与党つぶしに利用されたにすぎません。
昨年9月の政権発足以降、一貫して連立与党の分裂工作が行われております。
国民新党との分裂を画策し、反小沢を煽り、普天間で社民党を離脱に追い込む。
その間支持率を落とし続ける。
嘘だと思うなら、昨年以降の新聞をその視点から読んでみてください。
私の言っていることが、理解できると思います。
「巨大勢力は分裂させて各個攻撃」は太古の昔からの常套手段です。
おそらく離脱すれば一時的にモテ囃されることになるでしょう。
それはそうです。
それが、作戦ですから。
しかし、分裂後は用済みですから、その後は消される運命です。
(消されるというか、相手にされなくなるだけでしょうが。)
社民党を離脱に追い込むのは最初からの計画通りで、そのために国外・県外移設阻止に動いた連中がいるということは頭の片隅にでも置いておいた方がいいでしょう。
分裂させようとする立場からすれば、最も扱いやすのが、中途半端に頭が良くおりこうさんな人たち。
こういう人たちは正義感が強いので正義に悖ると考えるとすぐに行動に移そうとします。
社民党や民主党の横粂議員などがこれに当てはまります。
反小沢グループは権力固執型なので権力を維持している間は、なんだかんだで離反しません。
しかし、あるきっかけで一気に分裂しますから、これも比較的扱いやすい。
最も厄介なのが、亀井静香氏。
もちろん、閣議で署名しなかったことも社民党の立場からすれば当然でしょう。
罷免された以上連立離脱の声が高まるのは当然です。
しかしそれでも1994年の愚を繰り返してはなりません。
ここはグッとこらえて、屈辱でしょうが与党にとどまり、存在感を示し続けていくことを期待しております。
そもそも、福島党首も相談する相手が悪すぎます。
田原総一朗氏 に相談したら政局に持っていくに決まってるでしょう。
『1ヶ月ばかり前、福島みずほさんにどうすべきか相談された。僕は徹底的に筋を通すべきだ、しかし連立を続けるのは無理だと言った。どうやらそうなりそうだ。』
(田原総一朗氏のtwitter より)
まだ、頭が痛いので今日はこれだけ。