ここのところ官房機密費に端を発する一連の「メディアと金」問題を題材に毎日記事を書いてまいりましたが、今日は流石に村木厚子氏の公判について触れさせていただきます。
この事件に関しては、2009年6月14日の逮捕の当初から胡散臭い と言い続けておりましたが、今回は裁判所もそのキナ臭さを嗅ぎ分けたようで、証人の調書43通中34通を却下という過去例を見ないほどの画期的判断を下しました。
念のため毎日新聞のリンクを貼っておきます。(2010/05/26 毎日.jp )
検察は村木氏が部下の上村勉氏に指示したと主張しておりますが、その上村氏の供述調書が全て却下されており無罪判決が言い渡される可能性が高まったとのことです。
次の注目は、無罪が確実な事件で検察がどのような論告求刑を行うのか?
他の事件についてもこのぐらい丁寧な証拠の検証をすれば冤罪など無くなるのでしょうが、なぜそれができないのでしょうか。
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機密費関係、色々データ整理中。
いいネタがあれば良いのですが。
今の注目は「記者クラブと金」。
詰将棋と一緒で一手目に何処に何を打つかによって詰むか、逃げられるかが変わってきます。
問題は証拠がそろうかどうか。
特に2000年以降の証拠が重要。
公認会計士の人などに言わせれば、金額が大きく変わっているところなどは疑うべしということですが、政治資金は各項目の金額の変動が多すぎて、分析が難しい。
いいネタがありましたら公開します。
今日は眠たいのでちょっとテキトーです。