先日のブログで北朝鮮の後継はおそらく三男正雲と書きこみましたが、どうやら正解のようです。

書き込みの翌日に正雲が後継と報道されましたから、そのときに書き込むべきでした。


後継が正雲と考えた理由は、特別な情報があったわけではなく今回の軍事行動が金正日の指揮だとしたらあまりに幼稚だからです。

金正日ではないとしたら、既に指揮権が別の人間にあり、それは息子のうちのだれかであろうと考えたました。


3人を比較すれば、長男正男はおそらく3人の中で最も視野が広く頭の回転も速い。

次男正哲は、報道によれば優柔不断らしい。

三男正雲は、情報が少なく判断は難しいのですが、情報が出ないということは逆に言うと正雲側も自国の殻にこもって生きていることが考えられ、留学経験はあるようですが、おそらく極めて近視眼的な人間に育っていることが考えられます。


そういう点から「この幼稚な軍事行動は三男が絡んでいるのではないか?」と考えたわけです。

そういう人間が次に考えるのは自分以外の候補者の粛清です。

やはり始まりました。

時事通信によると

「北朝鮮の金正日総書記の長男、金正男氏(38)の側近らが平壌で治安当局に連行される事件が相次ぎ、正男氏が滞在先のマカオから帰国できないでいることが、4日分かった。」

2009/06/04 時事通信


日本政府は一刻も早く可能な限り情報をかき集める必要があります。

正日および正哲の状態を調べ、正男との接触も持った方が良い。


時事通信の報道が正しければ、粛清が止まない場合正男は平壌に戻れなくなるでしょうから、それを前提に接触すべき。


予想はできていたのだから、もう少し早く書き込むべきでした。