小沢一郎民主党代表代行秘書の大久保隆規被告について東京地裁が保釈を決定したことに対し、検察が準抗告。

逃亡の恐れもなく、証拠の隠滅もすでに検察が押収していることから考えられない。

再犯もあり得ず、自殺の恐れも今さらないでしょうから、保釈が認められて当然ですが、検察が準抗告をしたということは、大久保被告が容疑を認めていないということです。

これよりNHK報道の「大久保被告が容疑を認めたことがわかった」が全くのウソであることが証明されました。

NHKは謝罪報道をすべきです。

さらに、未だに公判の予定が立っていないそうです。

某局朝の番組で「選挙があるからではないか?」と。

表だって言ったわけではありませんが、あたかも小沢代表代行側への配慮をしているのではないかというニュアンスでの発言がありましたが、ちょっと違う。

西松建設の国沢幹雄被告の初公判が6月19日に決まっており、小沢代表代行側への配慮があるはずがない。

大久保被告の公判を開けば、冒頭陳述に合わせて選挙をぶつけてくる可能性があり、そうすれば民主党が不利になり検察としては望ましいのでしょうが、一方で公判が進み、国策捜査が明らかになれば、自民党にとって選挙が不利になる。

「インフルエンザで選挙が先になるかもしれない」と言われておりましたし、こちらの方はさじ加減が難しいのでしょう。

一方で西松の方は被告側が容疑を認めていると思われ、こちらの事件のみやっておけば、検察の主張のみできて、大久保被告側は一切主張できないということで、この形が検察側には最も都合が良いということなのではないでしょうか。