麻生総理のホテルのバー通いについて | 第6の権力 logic starの逆説
2008-10-29 18:19:43

麻生総理のホテルのバー通いについて

テーマ:時事問題

このブログでは、政局関係は書かないという方針です。それを前提に、麻生総理のホテルのバー通いに関する報道について、少しひどいと思いますので、書いてみたいと思います。


まずは正確に記者の発言と総理の発言を把握する必要がありますが、これがなかなか見つかりません。マスコミは、批判をするなら、まず正確な発言を掲載してほしいところです。いくつかの新聞記事やサイトからみると、どうやら、次のようなやりとりのようです。


●記者

夜の会合に連日行っていて、一晩で何万もするような高級店に行っているが、それは庶民の感覚とはかけ離れていると思う。首相はどのように考えるか

●総理

庶民っていう定義をよく使われるのですか。僕は少なくともこれまでホテルというものが一番多いと思いますけども。あなたは今、高級料亭、毎晩みたいな話で作り替えてますけど、それは違うだろう

●記者

あの高級…

●総理

そういう言い方を、引っかけるような言い方やめろって。事実だけ言え。事実だけ

●記者

ホテルが…

●総理

馬尻がいつから高級料亭になったんだ。言ってみろ。そういう卑劣な言い方だめ。きちんと整理して、ね、言わなきゃ。いかにも作り替えられるような話はやめたほうがいい

●記者

高級店というか、一晩に一般の国民からすると高いお金を払って食事をする場所という意味で申し上げた。首相は批判があることについてはどう考えるか

●総理

僕はこれまでもずーっと、あの少なくともホテルというところは安いとこだと思ってますね。正直言って、たくさんの人と会うときにホテルのバーっていうのは、安全で安いとこだという意識がぼくにはあります。正直なところです。事実その、どれが安いかどれが高いかと言われると別ですよ。だけどちょっと聞きますけど。例えば安いとこ行ったとしますよ。周りに30人の新聞記者いるのよ。あなた含めて。警察官もいるのよ。営業妨害って言われたら、なんと答える?あなたのおかげで営業妨害ですって言われたら、新聞社として私たちの権利ですっていって、それずーっと立って店の妨害をして平気ですか?今、聞いてんだよ。答えろ。

●記者

私が伺いたいのは…

●総理

いや、俺の質問に答えてくれ。俺、それ答えてんだから。今度俺が質問してる。平気ですか?

●記者

われわれは営業妨害はしないように取材している

●総理

現実にはしてるって言われているから、俺。だからうちはこねーでくれって。ホテルが一番言われないんですよ

●記者

なるほど

●総理

分かります?だから、あなたは自分の都合だけで聞いてるように聞こえんだね。俺には。ホテルが一番人から文句言われないと僕はそう思ってます。だからこれまでのスタイルでしたし、これからも変えるつもりは今のところありません。

●記者

お金に色は付いていないが、政治献金や政党助成金という形で金を出すのは高級な食事をするだけのためではないと思うが…

●総理

自分でお金出します。幸いにして自分のお金もありますから、自分で払ってます

●記者

そしたらそれで返上するという…

●総理

返上?


ということのようです。

以上のやり取りをみると、総理は、記者の質問にきちんと答えています。

・高級料亭に行っているわけではない。

・たくさんの人と会うときに、ホテルのバーは安全で安い。

・30人もの記者や警察官が周りにおり、ホテルが一番文句をいわれない。

・自分で払っている

これに対して記者は、

・30人もの記者や警察官が周りにいて安い店にいけば営業妨害になるのではないか

という総理の指摘に対して答えていません。

マスコミが総理を批判するのであれば、この指摘にちゃんと答えてからにするべきです。記者は「なるほど」と言っているのです。それにもかかわらず批判的な記事を書くのでは、根拠のない誹謗中傷と言われてもしかたがありません。しかも、記者をはりつけているのはマスコミなのです。

また、この文脈から「ホテルのバーは安い」ということだけ取り上げるのもフェアではないでしょう。

最後に、「自分で払ってます」という総理に対して、政治献金や政党助成金の話や、その返上を持ち出すのは、まったくナンセンスです。

そもそも、「一晩で何万もするような高級店に行っている」というのは正確ではなく、総理のいうとおり「卑劣な言い方」です。「批判があることについてはどう考えるか」というが、批判をしているのは記者自身ですので、これもフェアな発言とは言えません。


総理が自分でお金を払ってどこで夕食をとろうが、そんなことで批判を受けることもないし、多少お金が高くとも、ホテルが安全であり、安全を考えれば安いというのも、多くの人は納得できるのではないでしょうか。

むしろ、総理は、総理という職業であるからこそ生じてくる安全問題に対して、自分のお金を切って対応しているわけです。

庶民感覚とは当然違いますが、総理である以上は、庶民と同じようには生活できないのです。総理はきちんとそれを説明しました。総理の指摘に答えずに批判するのは、フェアではないでしょう。


「庶民感覚からズレている」と批判している野党議員もいるが、政治家であるならば、「そんなことを問題にすべきではない。もっと大切なことを書いてほしい」と逆にマスコミに自制を求めるべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。


たぶん、国民のほとんどは、この件に関心を持っていないし、報道で麻生総理を否定的に見ることもないと思いますが、「批判票」は多いほうがよいと思いますので、念のために書いておきました。

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