『新たなるスタート』 | 想いの道 ~会長の独り言~

『新たなるスタート』

 21世紀の事業年度の新たなるスタートの時です。4月1日は私達にとって仕事の上での元旦です。その新年度のI.S.Oの取組についてお話します。

 先ずI.S.Oの品質目標について。3月に2度の見直し会議をして今期の目標を設定しました.大きな目標は、

 Ⅰ.顧客信頼度と満足度の向上

 Ⅱ.品質システムの向上発展

 Ⅲ.安全品質のさらなる向上

 Ⅳ.環境にやさしい取組み

としました。99年7月に認証を受けて以来Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ.は継続した目標です。その中で「安全」に対する取組みは著しい成果を得る事ができています。現在実施している色々な努力をさらに徹底して行けば安全については立派な職場になることを確信しています。只今、一課と二課では デジタルタコメーターの導入を進めており、これにより今までより精度の高い、客観的なデータが得られドライバーの皆さんも更にレベルアップした取組みができるものと思います。次に「品質システム」については、宇美部品、佐賀(営)、鹿児島(営)にも範囲の拡大をして文字通り全社一丸となって取組んでまいります。

 また、新しい試みとしては「Qレター」というものを導入します。対象は事務職の皆さんで、今までの「Qカード」に変わるものとして皆さんと私のコミニュケーションをスムーズにするものです 皆さんの色々な想いをどんどん投げかけてください。そして今月から第2、第4金曜日の19時から皆さん方の研修会も開始します。名づけて「サンクスミーティング」。毎週金曜の早朝に実施している幹部研修会での情報を皆さんにも共有してもらって一緒によりよい会社にしていこうという試みです。頑張って行きましょう。

 このように「安全」と「品質」については成果がハッキリと見えていますが品質方針に掲げている「信頼」と「満足」については必ずしも十分な成果は見えていません。もちろん「安全」と「品質」が高まることによってお客様の「信頼」と「満足」は満たされているでしょうが、それは私達の自己満足かも知れません。お客様の期待と要求に積極的に取組んで行く事が真の「信頼」と「満足」を得る事になります。その取り組みを今期の目標の第1番目にもってきたのはそういう理由からです。そして第4の目標として「環境」をあげました。私達の仕事は「地球温暖化」や「大気汚染」ということから見るとマイナスの影響を与えていることは否めません。その中でどのような事が出来るのか、「エコドライブ」「アイドリングストップ」「タイヤライフの向上」etc…。環境I.S.Oも視野に入れて取組んで行こうというものです。車

 このようにI.S.Oというものは進化発展して行くものです。それが会社の業績向上にも繋がって行き、ひいては皆さんの生活の向上に結びついて行くものです。我が社を取り巻く環境は必ずしも明るいものではありません。その中で強く生き抜いていくには皆さんが意識をあわせて取り組む以外にありません。わが社の「経営理念」「品質方針」に皆さんの意識をあわせて前進して行きましょう。