豆知識 ~Part.2~ | Logement工房建築士事務所

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木造住宅の設計から、趣味のエギングまで…

 

今回の豆知識では『強度』と『耐震性』について、簡単にお話しさせて頂きたいと思います。

 

 

 

 

『強度』とは「強さの度合い」を表した言葉ですが、

例えば"鉄"と"木"を比べてみた場合、どちらが強そうに感じますか?

 

 

一見、金属というイメージから"鉄"の方が強そうに思われがちですよね。

 

 

実は・・・

 

 

 

 

"木"の方が断然

優れた強度を持っているんです(^_^)

 

 

 

 

 

 

下の表グラフにもありますように、同じ重さで木材と他の材料を比較した場合、

 

 

 ・曲げ強度

      → 鉄の約15倍、コンクリートの約400倍

 

 ・圧縮強度

      → 鉄の約2倍、コンクリートの約10倍

 

 

 ・引っ張り強度

      → 鉄の約4倍、コンクリートの200倍以上

 

 

という結果になります。

 

 

 

 

 

 

 

木材は軽くて強い自然素材なのです。
 

 

 

 

 

そうは言っても、2016年4月に発生した熊本地震では多くの木造住宅が倒壊し、耐震基準を満たしていても大きな倒壊被害を受けてしまった住宅が数多くありました。

 

 

熊本地震をきっかけに、木造住宅の『耐震性』というものに疑問を持たれた方は少なくないはないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

現在の木造住宅は『耐力壁』と呼ばれる、建物の揺れに対して有効に働く壁を採用しており、これをバランスよく、適切な量を配置することで強度を保っています。

 

 

また、1・2階の耐力壁の『直下率』まで検討をすると、木造住宅の耐震性はさらに向上します。

 

『直下率』とはわかりやすく言いますと、2階の重みを1階できちんと支えられれば、耐震性が上がるという事です。

 

 

 

 

熊本地震時に倒壊した住宅については、実はこの『直下率』の低さ原因のひとつとして指摘されています。

 

 

しかしながらこの『直下率』は、建築基準法等で明確な数値が定められていないという現状なのです。

 

 

 

 

 

 

少し難しい話になってしまいましたが、住宅を計画されるうえで『耐力壁のバランス』、『直下率』についても少し頭に入れておかれると良いかも知れませんね☆

 

 

 

詳しくはまた御紹介させて頂きますが、何か気なることがございましたらお気軽にメッセージにて、お待ちしております☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社ロジュマン工房

代表取締役 鳥居 克巳