大人のピアノ教室 奈良シニアピアノ教室の野村です。
私がアメリカに住んでいた頃、友達のキャサリンさんから、息子のピアノの発表会見にこないか、と言われました。
場所は小さな公民館のようなところで、中央にピアノがあるだけで、お花などの飾りつけはありませんでした。
まず先生がピアノ弾きたい人に手を挙げさせ、順番にあてていくというやり方です。当然10回以上挙手をしても、先生に指名されない子もでてきます。プログラムもなければ、受付もありませんでした。全員弾き終わると、各自持参したカメラで先生と撮影という、シンプルなものでした。
アメリカ独特の合理的なやり方なんだなー、と思いました。ピアノのレベルは、日本よりずっと易しい曲ばかりでした。アメリカではピアノだけでなく、勉強にしても、小学生はかなり易しいんですね。
キャサリンのお子さんは、その後ジュリアード音楽院に入ったので、アメリカはゆったり教育でも、十分間に合うということですね。

