現代社会では、ビジネスにおいて

・仕事仲間との出張で、宿泊施設が相部屋になる

・仕事仲間との出張で、仕事仲間の部屋番号を聞く

などは、NG行為となっています。

 

これらを含めて、出張における「NG行為の事例」と「今後NG行為になる可能性の事例」を挙げてみました。

 

《出張におけるNG行為の事例とその理由》

1)宿泊施設が相部屋になる

NG理由:プライバシーの侵害。現代のビジネス環境では、従業員のプライバシーを尊重することが基本となっている。


2)仕事仲間の部屋番号を聞く

NG理由:個人のプライバシーを尊重すべきであり、部屋番号はその人のプライベート空間を示すもの。


3)食事や飲酒を強要する

NG理由:それぞれの従業員は自分の体調や健康を考慮する必要があり、無理に誘うことは不適切。


4)仕事関係のない個人的な話題を無理に話題にする

NG理由:出張中もプロフェッショナルであり続けるべきで、無関係な個人的な話題を持ち込むことは不適切。


5)共同作業や会議の時間外に仕事の話をする

NG理由:従業員はリラックスしたい時間も必要であり、休憩時間や非公式の時間に仕事の話をすることは避けるべき。


6)無関係の人物をビジネスの会合や食事に招待する

NG理由:公式なビジネスの場では、関連しない第三者の参加は不適切とされる場合が多い。


7)会社が定めた出張の予算を超える支出をする

NG理由:予算管理はビジネスの一部。予算を超える行動は会社の信頼を失う可能性がある。


8)出張の報告を適切にしない

NG理由:出張の成果や活動は会社にとっての投資であり、報告を怠ることは責任放棄と見なされる場合がある。


9)出張先での私的な行動や遊びを優先する

NG理由:出張は仕事の一環。私的な活動を優先することは、会社の資源の無駄使いとなる可能性がある。


10)出張先での不適切な言動や行動

NG理由:出張先でも会社の代表として行動する必要があり、その地域や文化を尊重する姿勢が求められる。

 

《今後、NG行為になる可能性の事例》

1)デジタルデバイスを使用してのプライベートな会話の録音・撮影
→プライバシーの問題や技術が進化することでの不正行為の危険性が増すため。


2)出張中のSNSでの過度な情報共有
→ビジネスの詳細や場所など、セキュリティに関わる情報が流出するリスクがあるため。


3)ビジュアル通話ツールを使用しての非公式なミーティングの開催:
→正式なチャンネルを経由しないコミュニケーションは情報管理の観点から問題となる可能性があるため。

 

上記に挙げた事例は、コンプライアンス意識が高く、管理が厳しい大企業においては、社内規定で明確に「NG行為」と定義され、禁止されているケースも多いようです。

昔話をしても始まりませんが、私が若手社会人だった30年ほど前は、出張で、上司とビジネスホテルのツインルームに相部屋だったケースは数回あります。

また、「出張中は常に仕事」という暗黙の了解があり、夜は、上司や先輩の宿泊部屋に呼ばれ、お小言(説教)や業務指示(打ち合せ)は、日常的でした。

「コストハーフプロジェクト」のアシスタントコンサルタント時代は、出張先で、上司から資料作りを要求され、「明日までには作れません」と泣き言を訴えると、「いま、21時だから、明日の客先訪問まで12時間もある」と「徹夜業務」を暗に求められることも当たり前の時代でした。

 

これらのできごとは、30年ほど前のことですが、現在と比較すると隔世の感ですが、「昔の感覚で仕事をしていたら時代に取り残される」ので、月並みですが、世間の動きを敏感に入手して、アップデートしていくことが重要です。
 

 

【好評発売中!】

『できるビジネスマンのマネジメント本』(玄武書房)

https://www.amazon.co.jp/dp/4909566066/

 

【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓

(パソコンでアクセスしている方)

http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)

http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html

Twitter:https://twitter.com/ariga9001